栃木県屈指の名門コース「広陵カントリークラブ」は、アクセスの良さと驚異的なコストパフォーマンスで注目を集めています。
平日5,000円台から楽しめる27ホールは、かつてJLPGAトーナメントも開催された本格的なレイアウト。ドレスコードは比較的リラックスした雰囲気で、初心者からベテランまで幅広いゴルファーに愛されています。
人気のスパイシーポークカレーをはじめとするレストランメニュー、各コースの難易度や攻略法まで、広陵CCの魅力を細かくレビューしていきましょう。
これからプレーを検討されている方に、ぜひ参考にしていただきたい情報をたっぷりとお届けします!
広陵カントリークラブのレビュー
会員権市場でも高い評価を受ける広陵CCは、2024年現在でも総合評価3.7を維持し続けています。
開場から約50年が経過した今でも、グリーンのコンディションやコースメンテナンスの質の高さが支持され、多くのゴルファーが繰り返し足を運んでいます。
良いレビュー
まずは良いレビューからのご紹介です。
圧倒的なコストパフォーマンス
平日5,000円台、休日でも9,000円台でプレー可能な料金設定は、エリア内でも特筆すべき安さです。名門コースながらこの価格帯は驚異的です。
充実の27ホールレイアウト
北・南・東の3コースは、それぞれ特徴的な設計で飽きることがありません。戦略性と攻略しやすさのバランスが絶妙です。
グリーンの高品質
ベント芝採用のグリーンは、年間を通じて安定したコンディションを維持。特に秋季は8.5フィートと理想的な速さを保っています。
スタッフの丁寧な対応
フロントからレストランまで、スタッフの接客態度は非常に好評。特に高齢者への配慮が行き届いているとの声が多数です。
練習環境の充実度
165ヤードの練習場は16打席を完備し、7番アイアンまで使用可能。アプローチ練習場も設置され、充実した練習環境が整っています。
カートのナビゲーション
GPSナビ搭載のカートは、残距離計測やスコア入力が可能で、初めてのプレーヤーでも安心してラウンドできます。
景観の美しさ
特に東コースからは季節ごとの自然景観を楽しめます。紅葉シーズンは格別の美しさとの評価が高いです。
コース設計の妙
距離は27ホールで9,741ヤードと標準的ながら、戦略性のある配置で上級者も満足できる設計。一方で初心者も楽しめる広めのフェアウェイも確保されています。
アクセスの利便性
東北自動車道・鹿沼ICから13kmという好立地。首都圏からのアクセスが良好で、早朝スタートでも余裕を持って到着できます。
充実したクラブハウス
浴場やレストラン、コンペルームなど設備が充実。特に浴場のアメニティは、タオルからシャンプーまで完備されています。
豊富な支払い方法
現金はもちろん、各種クレジットカードやPayPay、LINE Payなど、多様な決済方法に対応しています。
トイレの配置
各コースに男女別のトイレが適度な間隔で設置されており、プレー中の不便さを感じません。
カート乗り入れ可能
天候が良ければフェアウェイまでカート乗り入れが可能で、体力的な負担を大幅に軽減できます。
コース内の売店
自動販売機が各コースに設置されており、飲み物や軽食の補給に便利です。
コンペ設備の充実
最大108名収容可能なコンペルームがあり、ドラコン・ニアピンの設定も充実。表彰式も円滑に行えます。
悪いレビュー
次は悪いレビューのご紹介です。
深刻な待ち時間
休日は特に混雑が激しく、ハーフターンで1時間以上待つことも。プレー時間が大幅に延びる傾向にあります。
長すぎる昼食休憩
60分設定の昼食時間は、特に夏季は体が冷えてしまう原因に。スループレー希望者には不便な設定です。
食事の追加料金システム
基本料金に含まれる食事メニューが限られており、ほとんどのメニューに追加料金が必要です。この点は改善を求める声が多く上がっています。
バンカーのコンディション
バンカーの砂質や量にばらつきがあり、特に雨天後は状態が悪化。プレーに影響が出ることもあります。
スタート時間の遅延
混雑時は予定されたスタート時間から遅れることが多く、帰りの予定に影響が出るケースが散見されます。
セルフプレーの戸惑い
キャディバッグの積み下ろしやカートの操作など、システムに慣れていない初回利用者には分かりにくい面があります。
施設の経年劣化
1975年開場のため、クラブハウスを中心に設備の老朽化が目立ちます。更新を望む声が多く上がっています。
予約の取りづらさ
人気時間帯、特に休日の午前中スタートは予約が非常に取りづらく、競争率が高くなっています。
フェアウェイの整備ムラ
一部で目土が不十分な箇所や、芝刈りの高さにばらつきがある場所が見受けられます。
グリーン周りの傷み
ディボットマークの修復が追いついていない場合があり、パッティングに影響することがあります。
広陵カントリークラブのレビュー|深掘り情報
名門コースながら親しみやすい雰囲気を大切にしている広陵CC。
プレーの計画を立てる際に知っておきたい具体的な情報をお伝えします。
ドレスコードについて
広陵カントリークラブのドレスコードは、ゴルファーの快適なプレーを第一に考えた設定となっています。
服装規定はゴルフウェアの着用が基本ですが、極端に派手な色使いや、他のプレーヤーの気になるようなデザインでなければ、比較的自由な選択が可能です。
シューズに関しては、コース保護の観点からソフトスパイクまたはスパイクレス仕様が必須となっています。
また、夏季の熱中症対策として帽子の着用を強く推奨しています。
クラブハウス内での着替えはロッカールームを利用できますが、午後スタートの場合は施設利用に制限があるため、プレーの服装でご来場いただくのがベストです。
なお、ジーンズやTシャツなど、一般的なカジュアルウェアはNGとなっていますので、この点だけは特に注意が必要です。
レストランメニューについて
レストランは9:00から14:00まで営業しており、14時以降は事前予約制となっています。
基本料金に含まれるメニューは限定的ですが、追加料金を支払えば豊富なメニューから選択可能です。
人気の高いスパイシーポークカレーは、大きなポークが2~3個も入っており、ボリューム満点。
また、栃木県ならではのご当地メニュー「ニラそば」も用意されています。
さらに、天もりそばとミニうなぎ丼の組み合わせや、マグロ二色丼など、和食メニューも充実。
最近では配膳ロボットも導入され、効率的なサービスを実現しています。
食事の追加料金は390円からとなっており、質の良い料理を楽しむことができます。
レストラン内は広々として清潔感があり、ゆったりとした食事時間を過ごせる空間となっています。
難易度について
27ホールの各コースは、それぞれに特徴的な難易度設定がなされています。
北コースは距離のある5番(パー5、550ヤード)が最大のチャレンジホール。
南コースでは4番(パー4、395ヤード)が最も難しく、OB率が30%にも達します。
東コースは比較的距離が短めですが、5番(パー4、370ヤード)はフェアウェイ中央までラフが入り込む戦略的なホールとなっています。
グリーンは平均8.5フィートのスピードで、特に9月から11月の晴天時は速めのセッティング。
バンカーは全コースで99個配置されており、池が絡むホールも10ホールあります。
ただし、フェアウェイは比較的広めで、OBの取り方も極端ではないため、シングルからビギナーまで幅広い層が楽しめる設計となっています。
攻略法について
北コースは全体的にフラットで距離が出しやすいものの、8番パー4は2打目が打ち上げとなるため、クラブ選択が重要です。
中でも5番ホールは距離があり、かつS字のレイアウトとなっているため、確実に3オンを狙う戦略が賢明です。
南コースはとりわけ1番ホールの攻略が鍵を握ります。
打ち下ろしの右ドッグレッグで、OB率が34%と非常に高いため、右サイドを狙いすぎないように注意が必要です。
4番は距離があり、グリーン周りのガードバンカーも要注意。
東コースは比較的短めの設定ですが、3番は大きな池に向かって打つ雄大なホールで、メンタル面での踏ん張りどころとなります。
グリーンはベント芝で、アプローチでは手前からのランニングショットが有効です。
午後は特にグリーンが速くなる傾向があるため、上りのパットは大胆に、下りは慎重に攻めることをお勧めします。
また、バンカーの砂質は硬めの傾向があるため、バンカーショットは薄く当てるイメージで打つと良いでしょう。
総括:広陵カントリークラブのレビュー
それでは最後に、この記事の内容をまとめます。