群馬県を代表する名門コース、伊香保カントリークラブ。赤城山の雄大な眺望と名物の赤城牛バイキング、そして戦略的なコースレイアウトで、多くのゴルファーを魅了し続けています。
今回は最新の口コミを徹底分析。
ドレスコードやレストランメニュー、コースの攻略ポイントまで、プレーを予定している方に役立つ情報を余すことなくお届けします。
標高650メートルの涼しい高原で、充実のゴルフライフを楽しむためのポイントをしっかりと押さえていきましょう!
伊香保カントリークラブのレビュー
群馬県の名門コース、伊香保カントリークラブ。上毛三山の一つ、赤城山を望む高原コースとして知られるこのゴルフ場は、多くのゴルファーから支持を得ています。
年間を通じて数多くの口コミが投稿されているため、プレー予定の方に参考になる生の声を分析してみました。
良いレビュー
最高の食事とコースコンディションで、充実したゴルフライフを提供している伊香保カントリークラブ。数多くの口コミから、特に評価の高いポイントをまとめました。
食事が何より最高
名物のバイキングは圧巻の品揃えで、特に赤城牛を使ったメニューは絶品です。ドリンクもフリーで提供され、ついつい食べ過ぎてしまうほどの満足度です。
スタッフの対応が素晴らしい
フロントからキャディさんまで、全スタッフが明るく丁寧な対応を心がけています。細やかな気配りが随所に感じられ、心地よくプレーできます。
距離のあるチャンピオンコース
全長7,077ヤードの本格的なレイアウトで、上級者も満足できる難易度です。フェアウェイは広めで、思い切り振り抜けるショットが楽しめます。
夏でも涼しい高原コース
標高650メートルの立地を活かし、真夏でも街より4〜5度気温が低く快適です。爽やかな風が吹き抜ける気持ちの良いラウンドが可能です。
コスパの良さが魅力
料金設定がリーズナブルで、充実したサービス内容を考えると非常にお得です。特に食事込みのプランは高評価です。
景観の美しさ
赤城山を望む雄大な眺めが印象的です。17番ホールの池越えショートホールなど、フォトジェニックなホールが多いのも特徴です。
メンテナンスの行き届いたフェアウェイ
芝生の手入れが行き届いており、ライの良さが好評です。特にティーグラウンドからフェアウェイにかけての整備状態が優秀です。
豊富な練習環境
広々とした練習場があり、本番前の調整に最適です。パッティング練習グリーンも広めで、グリーン状態も本番同様です。
アクセスの良さ
関越自動車道の渋川伊香保ICから11kmと、首都圏からのアクセスが便利です。伊香保温泉にも近く、ゴルフ旅行の拠点としても最適です。
早朝スタートも安心
朝食メニューも本格的で、トップスタート1時間前から利用可能です。和洋選べる朝食で、一日のスタートを快適に切れます。
キャディの技量が高い
経験豊富なキャディが多く、的確なアドバイスが好評です。コース攻略のポイントも細かく教えてくれます。
カートの快適さ
乗り心地の良い4人乗りカートを採用。ドリンクサービスも充実しており、快適な移動が可能です。
充実したコース設備
各所に給水器やトイレを完備。待ち時間のストレスも少なく、快適にラウンドできます。
クラブハウスの雰囲気
歴史と伝統を感じさせる落ち着いた雰囲気で、ゆったりとした時間を過ごせます。
リピーターに優しい
常連客への気配りが行き届いており、何度も訪れたくなる雰囲気作りができています。
悪いレビュー
ゴルファーからの改善要望をまとめました。これらの点は現在、順次改善が進められています。
ロッカールームが手狭
更衣室のスペースが狭く、混雑時は少し窮屈に感じられます。
GPSナビ非搭載のカート
距離計測機能付きのナビゲーションシステムが未搭載で、距離感の把握に苦労します。
グリーンコンディションの不安定さ
季節や天候によってスピードにばらつきがあり、特に夏場は状態が不安定になることも。
カート道路の整備状態
一部の区間で路面の凹凸が目立ち、乗り心地に影響が出ています。
施設の老朽化
建物や設備に経年劣化が見られ、一部更新が必要な箇所があります。
浴室の狭さ
シャワールームやお風呂場のスペースが限られており、混雑時は待ち時間が発生。
トイレの設備
クラブハウス内のトイレが狭く、更新が望まれます。
予約の取りにくさ
人気のため、希望の時間帯の予約が取りづらいことがあります。
高低差による歩行負担
アップダウンの多いコースレイアウトで、体力的な負担を感じる方も。
冬季の凍結対策
寒冷期はグリーンが凍結することがあり、プレー環境に影響が出ることも。
伊香保カントリークラブのレビュー|深掘り情報
名門コースならではの細やかなルールや充実した施設サービスについて、知っておくべき情報をピックアップしました。
初めてのプレーでも安心して楽しめる内容となっています。
ドレスコードについて
伊香保カントリークラブは、クラブの品格と伝統を大切にするゴルフ場として、明確なドレスコードを設けています。
クラブハウス内では、7月から9月の暑い夏季期間を除いて、ジャケットやブレザーの着用が必須となります。ゴルフシューズへの履き替えは必ずロッカールームで行い、サンダルでの来場は固くお断りしています。
コースでのプレー時は、全てのプレーヤーにゴルフウェアの着用を義務付けています。
Tシャツやタンクトップ、ジーンズ、ジャージなどカジュアルすぎる服装でのプレーは認められません。
女性のウェアについても、キャミソールや極端に短いスカートは不可とされています。
また、タオルを首や肩、腰に下げたり巻いたりすることも禁止されています。
足元については、ハイソックスの着用は必須ではありませんが、くるぶしが隠れる長さのソックスを推奨しています。
これらのドレスコードは、ゴルフというスポーツの品格を保つため、そして他のプレーヤーへの配慮として設けられているものです。
レストランメニューについて
レストランは、豊富なメニュー構成と高品質な食材使用で定評があります。
特筆すべきは赤城牛を使用した料理の数々で、サーロインステーキ(5,000円)やフィレステーキ(10,000円)は、当ゴルフ場でしか味わえない特別メニューとして人気を博しています。
近年の健康志向に応えて、血糖値を気にする方やダイエット中の方向けに、糖質を抑えた特別メニューも用意。
たとえば赤城牛のサーロインローストビーフ丼(カロリー460kcal、糖質58g)や、水沢うどん(カロリー475kcal、糖質73.5g)など、カロリーと糖質を明確に表示したメニューが充実しています。
さらに、糖質カット麺への変更で25%の糖質削減も可能です。
朝食メニューも充実しており、和定食(1,000円)やプレミアム卵かけご飯(700円)、ベーコンエッグセット(1,000円)など、本格的な内容を取り揃えています。
朝食はトップスタート1時間前から利用可能で、ゆとりを持って食事を楽しめます。
コースレイアウトについて
チャンピオンコースとしての風格を備えた伊香保カントリークラブは、群馬県内屈指の難関コースとして知られています。
OUTの3,595ヤード、INの3,482ヤードを合わせた全長7,077ヤードという充実の距離設定に加え、特に音羽→吾妻コースはコースレート73.4という高難度の設定で、上級者の挑戦意欲をそそります。
フロントナインの特徴的なホールを見ていきましょう。
1番は赤城山を正面に望む打ち下ろしの549ヤードのロングホール。左ドッグレッグの形状を活かし、第1打は右サイドから攻めることで2オンを狙えるチャンスホールです。
続く2番は208ヤードの打ち上げショート。グリーンサイドにバンカーはありませんが、奥からの傾斜が強く、手前からのアプローチが賢明です。
3番は374ヤードの左ドッグレッグで、第1打は左傾斜と中央の松の中間を狙います。グリーンは奥からの傾斜が強く、パッティングに慎重さが求められます。
中盤に差し掛かる8番ホールは545ヤードの谷越えストレートホール。グリーン手前の両サイドバンカーが要注意で、無理な攻めは禁物。
前半のアウトコースで最も難しいとされるのが9番ホール。414ヤードのミドルホールで、第1打は前方の一本松の左サイドを狙います。左ラフに入るとグリーンまでの距離が出にくく、2オンは困難を極めます。
バックナインも見どころ満載です。
10番の402ヤードはストレートなミドルホールながら、フェアウェイが左に傾斜しているため、第1打は右サイド狙いが基本。
17番は、打ち下ろしの池越え173ヤードという美しいショートホール。右に外すとピンが見えないほどの高低差があり、グリーン左からのアプローチは非常に難しい設定となっています。
そして最終18番は564ヤードのロングホール。左サイドに2つのバンカーとその先に池を配置した戦略的なホールで、フェアウェイ右サイドからの確実なプレー進行が求められます。
下山忠廉氏の設計によるこのコースは、単なる距離勝負ではない戦略性の高さが特徴。各ホールに配置された松の木や傾斜、ハザードの位置など、細部まで計算された設計となっています。
また全体的にフェアウェイは広めに設定されており、力強いショットを楽しめる一方で、グリーン周りは非常にテクニカルな作りとなっているのも特徴です。
パーオン率の低さが示す通り、グリーン周りでのアプローチ力が、このコースでのスコアメイクの鍵を握ります。
さらに、このコースの魅力は季節による表情の変化にもあります。
春は桜、夏は涼やかな高原の風、秋は紅葉と、四季折々の自然美を楽しめる素晴らしいロケーションとなっています。
まさに実力派ゴルファーの挑戦欲を掻き立てる、飽きのこない、そして何度でも挑戦したくなるようなコース設計と言えるでしょう。
総括:伊香保カントリークラブのレビュー
それでは最後に、この記事の内容をまとめます。