まいど!
おやじのゴルフマガジン編集長の「たいしょー」です。
いや〜、最近は冬の朝の冷え込みが膝と腰にズシッときて、ティーアップするだけで「どっこいしょ」と声が出てしまいますな!
昔は雪が降っても半袖で練習してたもんですが(それは無いか!)、今じゃカートのヒーターが一番の親友ですわ。
さて、今日のお題はゴルフグローブの洗濯について。
皆さんは、久々に引っ張り出した練習用グローブをはめたら、指の間から得体の知れない粉が出てきたり、あまりの硬さに手が「パー」のまま動かなくなったりした経験はありませんか?
あれ、実はただの劣化じゃなくて、放置された皮脂と汗が結晶化した、いわば「グローブの悲鳴」なんですな。
特にあの、納豆と古雑巾を足して2で割ったような熟成された異臭……。
あれを放置したままラウンドに行くのは、同伴者へのテロ行為と言っても過言ではありません。
そんな悲劇にならないように、今回は私の30年のゴルフ人生で辿り着いた、グローブを新品のような爽やかさに蘇らせる奥義をガッツリ伝授します。
お財布にも環境にも、そして何より周囲の人の鼻にも優しいゴルフグローブのメンテナンス術、ぜひ最後までじっくり読んで盗んでいってくださいな!
- 素材別の正しい洗い方
- 臭いと汚れの落とし方
- 縮みを防ぐ乾燥のコツ
- 寿命を延ばす保存方法
正しく知りたいゴルフグローブの洗濯術

ゴルフグローブは、私たちゴルファーとクラブを繋ぐ唯一の接点。ここが汚れていたり滑ったりすると、せっかくのナイスショットも台無しですわ。
ここでは、ゴルフグローブの洗濯の基本と、そもそも洗っていいのかという根本的な疑問について、私や周りのベテランたちの失敗談も交えながら、まずは基本の「キ」からしっかりナビゲートしていくで!
グローブは水洗いしても大丈夫?

まず結論から言うと、多くの合成皮革グローブは水洗いが可能です。
一方で、天然皮革、いわゆる本革は水に非常に弱く、基本的には水洗いを避けるのが定石なんですな。
私が練習用でガンガン使っている「WeatherSof(ウェザーソフ)FGWF23WT」のような合成皮革タイプなら、汗や泥で汚れたら迷わず水洗いしてリフレッシュさせるのが正解。
合成素材はハイテクの塊で、水による膨張や収縮が少ないように設計されているから、汚れを落とすメリットの方が大きいんですわ。
ただし、天然皮革のグローブをジャブジャブ洗ってしまうと、乾いた後に「え、これ石板?」ってくらいカチカチに硬くなってしまうことがあります。
本革は繊維の間に適切な油分が含まれていて、水でそれが流れ出してしまうのが原因。本革派の人は水洗いではなく、濡れタオルで優しく表面を拭き取る程度にとどめるのが賢明ですわ。
ちなみにメーカー側の案内でも、フルレザーのグローブは水に浸けず、湿らせた布で拭くのが推奨されています(出典:FootJoy『Men’s Golf Gloves FAQs』)。
無理に洗って「せんべい」みたいになったグローブは、もう二度としなやかさを取り戻してくれません。高い本革グローブを台無しにした時のあの喪失感……おやじには耐えられませんからな。
素材の見分け方のコツ
パッケージやタグに「天然羊革」や「カブレッタレザー」と書いてあれば本革。「合成皮革」や「人工皮革」とあれば合成素材。迷ったら「全天候型」と謳われているものの大半は洗える合成素材やね。
ゴルフダイジェスト・オンライン(GDO)の「グローブのお手入れ」の解説でも、素材に合わせたケアの重要性が説かれています。まずは自分の相棒がどっちのタイプか、しっかり確認することから始めましょう!
ゴルフの手袋は洗濯機で洗える?

これ、実はゴルフ仲間でも意見が分かれるところなんですが、私個人の意見としては「ネットに入れれば洗濯機もアリ!」です。
ただし、ドラム式でガンガン叩き洗いするのは避けたいところ。
合成皮革なら、ネットに入れて「弱水流」や「ドライコース」で洗えば、手間の割にかなり綺麗になります。
手洗いが面倒な私のようなズボラおやじには、洗濯機はまさに文明の利器、神の恵みですな。
洗濯機を使う際の最大の注意点は、マジックテープをしっかり閉じておくこと。
これを開けたままにすると、グローブ自体の生地を傷めるだけでなく、一緒に洗っている他のウェアに引っかかって大惨事になることも。
私は昔、奮発して買ったお気に入りの高級ポロシャツをグローブのトゲトゲでボロボロにしてしまい、嫁さんに1週間口をきいてもらえなかった苦い思い出がありますわ。
洗濯機洗いの3箇条
- マジックテープは必ず隙間なく閉じる
- 専用のネットを使用して摩擦を減らす
- 乾燥機能は絶対に絶対に使わない
グローブ専用の「ランドリーネット OT-5005(ダイヤゴルフ)」のようなアイテムを使うと、型崩れも防げるのでおすすめ。
洗濯機は楽チンですが、あくまで自己責任の範囲で、グローブを労わる気持ちを持って優しく洗ってあげてくださいな。
プレーの後は毎回行いたい基本ケア

実は、洗濯機で洗うよりもずっと大事なのが、毎ラウンド後の「ちょこっとケア」なんですわ。
これをやるかやらないかで、グローブの寿命は倍くらい変わります。
まず基本中の基本は、キャディバッグの中にグローブを丸めて突っ込まないこと!
これをやると、翌朝バッグを開けた時に地獄の香りが漂うことになります。菌がバッグの中で「二次会」を開催してしまいますからな。
ラウンドが終わったら、まずはグローブを外して、指先をピンと伸ばして形を整える。これだけで、乾燥した時の変なシワや縮みを防げます。
その後は、風通しのいい日陰で干すのがベスト。
私は、帰りの車の中でシフトレバーに引っ掛けて乾かすこともありますが、とにかく湿気を溜めないことが最優先事項ですな。
さらに上級おやじを目指すなら、ハーフ休憩中にグローブを替える「2枚回し」が最強。
手が汗ばむ前に新しいグローブに替えることで、生地へのダメージを最小限に抑えられます。
暑い日は、予備のグローブを3枚くらい持っておくと、常にフレッシュなグリップ力でプレーできるから、スコアも「ほんの少し」良くなるかもしれませんよ。
手のひらが黒くなる汚れの対処法

グローブの掌側が真っ黒になること、ありますよね?
あれ、実は「グリップのゴム」が削れて繊維の奥に入り込んだものなんですわ。
特に古いグリップを使い続けていたり、雨の日に気合が入りすぎて強く握りすぎると発生しやすい。この黒ずみは、普通に水洗いしただけではなかなか落ちないのが厄介なところ。
そんな時は、部分洗い用の固形石鹸をつけた古歯ブラシで、円を描くように優しく擦ってみてください。強く擦りすぎると生地を傷めて穴が空くので、汚れを浮かすイメージで。
もし、あまりにも黒ずみがひどい場合は、グリップ自体が寿命を迎えているサインかもしれません。グローブを綺麗にするのも大事ですが、中性洗剤でできるゴルフグリップの洗浄方法を参考に、一度自分のクラブのグリップも洗ってみると、黒ずみの再発防止に役立ちます。
無理な洗浄は禁物
黒ずみが落ちないからといって、タワシなどでゴシゴシやるのはNG!表面の滑り止めコーティングが剥げて、逆にツルツルになってしまいます。
グリップの汚れについては、タバタの「グリップ滑り止めクリーナー GV0539」のような専用品を使って、グローブ側ではなくクラブ側をメンテナンスするのも、結果的にグローブを長持ちさせる近道になります。
頑固な汗の臭い取りを成功させるコツ

夏場のラウンド後、グローブから漂うあの雑巾のような臭い。
あれは汗そのものの臭いではなく、汗をエサにして繁殖した菌の排泄物の臭いなんですな。恐ろしい話です。
これを取るには、単なる水洗いでは不十分な場合が多い。おやじの加齢臭と混ざると、もはや兵器レベルの破壊力になりますわ。
消臭を成功させるコツは、「除菌」を意識すること。
私は、水洗いの際に少量の衣類用酸素系漂白剤を使うこともありますが、合成皮革でも素材へのダメージが怖い。
そこで便利なのが、専用の泡クリーナー。
例えば「グリップ&グローブ泡クリーナー(フィーネキャディ)」なら、水を使わずに汚れと菌を浮かせて拭き取れるので、臭い対策には抜群の効果を発揮します。
臭いを出さない予防法
使用後のグローブは、アルコール除菌スプレーを軽く一吹きしてから干すのも効果的。ただし、かけすぎると素材が硬くなるから、内側にシュッと一回だけで十分ですわ。
とにかく乾燥を早めることが菌の繁殖を防ぐ最大の防御。湿ったまま放置するのが一番の悪手だと覚えておいてくださいな。
素材を傷めない洗剤の選び方

さて、ゴルフグローブの洗濯の洗剤選びですが、基本は「おしゃれ着用の中性洗剤」一択です。
エマールとかアクロンとか、あの辺りの優しいやつ。
洗浄力が強すぎる粉末のアルカリ性洗剤を使うと、合成皮革の接着成分を壊したり、表面の樹脂をボロボロに剥離させたりする原因になります。
特にお湯で洗うのは絶対NG!
30度以下のぬるま湯、できれば常温の水がベスト。熱を加えると素材が変質して、一気に寿命が縮まります。
柔軟剤も実は避けたほうが無難。
柔軟剤の成分が繊維の表面をコーティングしてしまい、せっかくの滑り止め機能が低下してツルツルになってしまう恐れがあるからですわ。
洗剤を使うのが怖いという慎重派のあなた。まずは水だけで押し洗いしてみてください。
皮脂汚れの多くは、30度くらいのぬるま湯で十分落ちます。洗剤を使うのは、どうしても臭いが気になる時だけにするのが、グローブを愛でるおやじの嗜みってやつです。
長持ちさせるゴルフグローブの洗濯とケア

グローブをただ洗うだけじゃもったいない!
長く、そして最高のコンディションで使い続けるためには、洗濯後の干し方や管理術にこそ真髄があります。
ここでは、さらに一歩踏み込んだおやじ流のケア術をお伝えするで。
清潔さを保つ洗濯の頻度の目安

どれくらいの頻度で洗えばいいのという質問をよく受けますが、これ、実は「季節と汗の量」によって変わります。
夏場なら、1ラウンドごとに洗うのが理想的。菌が繁殖する前にリセットするのが一番清潔やからね。逆に冬場なら、3〜4ラウンドに1回程度でも十分やと思います。
一つの目安として、グローブをはめた時にちょっとゴワゴワするなと感じたり、表面が白っぽく塩を吹いてきたりしたら、それは洗ってくれというグローブからの悲鳴。
頻繁に洗いすぎても生地は傷むけど、汚れたまま放置するのが一番良くない。自分の五感を信じて、適度なタイミングでケアしてあげてくださいな。
繊細な天然皮革の手入れと乾燥方法

ここでおさらいですが、本革グローブ、特にタイトリストの「プロフェッショナル TG73」のような高級品は、基本的に丸洗いは禁止。
でも、汗でビショビショになった時は放っておけませんよね。
そんな時は、「半乾き」のタイミングが勝負なんですわ!
完全に乾いてからだと手遅れ。まだ少し湿り気があるうちに、一度自分の手にはめてみてください。
そして、手をグーパーさせながら形を整え、革を伸ばしてあげる。そうすることで、自分の手の形に馴染んだ状態で乾燥させることができます。
仕上げに、ほんの少しだけ保革クリームを薄く塗ると、しなやかさが戻りますよ。
高級グローブは手間がかかる分、愛着も湧くもんです。
本革ケアの極意
- 直射日光は厳禁!必ず風通しの良い陰干し
- 乾燥機はグローブの火葬と同じと心得る
- 完全に乾ききる前に手にはめて成形する
洗濯で縮むのを防ぐ成形のポイント

洗濯した後のグローブ、乾いたら子供用かってくらい小さくなってたことありませんか?
あれ、乾燥する時に繊維がギュッと凝縮しちゃうのが原因。
これを防ぐには、干す前の「縦・横伸ばし」が欠かせません。
脱水が終わったら、まず指の部分を一本ずつ根元から指先に向かって引っ張ります。
その後、横幅も軽く伸ばして、元のサイズ感に戻してから干す。
さらに、専用の「グローブハンガー」に装着して干せば完璧。
これを使うと、指と指の間の通気性も良くなるし、型崩れも完璧に防げます。1000円くらいで買える便利グッズやから、おやじとしては必須アイテムと言えますな。
オキシクリーンを使う際のリスク

最近流行りの「オキシ漬け」。
洗濯王子たちの味方ですが、ゴルフグローブの洗濯に使う時は細心の注意が必要ですわ。
オキシクリーンは弱アルカリ性でpH10.5前後の酸化系漂白剤。汚れ落ちは抜群ですが、その分パワーが強い。
合成皮革の表面にあるポリウレタン樹脂は、アルカリ性に触れると「加水分解」という現象を起こしやすくなります。要はボロボロに剥がれてくるわけですな。
本革なんてもってのほか、一瞬でパリパリのミイラになります。
もし、どうしても臭いが取れなくて使う場合は、規定の半分以下の濃度で、短時間の漬け置きにとどめること。そして、その後のすすぎをこれでもかってくらい徹底してください。成分が残っていると、次に汗をかいた時に再反応して手が荒れる原因にもなりますからな。
洗濯ネットを活用して優しく洗う

洗濯機派の諸君、もう一度言います。
「ネットなしはグローブの死を意味する」と心得よ!
洗濯機の中は、他の洗濯物との摩擦や、パルセーターの強い力で、グローブにとっては戦場のような場所。特に指先の縫い目は繊細で、ネットなしだとすぐにほつれて穴が空いてしまいます。
ネットは、グローブが中で泳がない程度の小さいサイズがベスト。「ダイヤゴルフのランドリーネット」なら、グローブを広げたまま固定できるタイプもあって、非常に使い勝手が良い。
これに入れるだけで、洗濯機によるダメージを8割カットできると言っても過言ではありません。面倒くさがらずに、ネットにポイッとする習慣をつけましょう!
ゴルフグローブの洗濯まとめ

さて、長々と語ってきましたが、ゴルフグローブの洗濯の極意、伝わりましたかな?
道具を大切にするゴルファーは、必ずゴルフの神様が微笑んでくれますぞ。
最後に、これまで話した内容をわかりやすく一覧表にまとめたので、おさらいしてみてください。
| お手入れ項目 | 合成皮革(洗えるタイプ) | 天然皮革(本革タイプ) |
|---|---|---|
| 水洗いの可否 | 基本OK(手洗い推奨) | 原則NG(拭き取りのみ) |
| 洗濯機の使用 | ネット+弱水流なら可 | 絶対不可 |
| 推奨される洗剤 | 中性洗剤(おしゃれ着用) | (使わない) |
| 乾燥のコツ | 陰干し+指伸ばし | 陰干し+半乾きで手ハメ |
| 寿命を縮める要因 | 高温・強アルカリ洗剤 | 水分・直射日光・乾燥機 |
たいしょーからの最終アドバイス
迷ったら、まずは「WeatherSof(ウェザーソフ)FGWF23WT」のような洗える合皮を使い倒すのが経済的。大事なコンペでは「プロフェッショナル TG73」をビシッと決める。この使い分けができるようになれば、あなたも立派なゴルフおやじの仲間入りやで!
結論、合成皮革なら中性洗剤で優しく洗って陰干し、本革なら拭き取って自分の手で馴染ませながら乾燥。これがグローブを長持ちさせる黄金律です。
清潔なグローブで、ビシッとナイスショットを決めちゃってくださいな!


