ゴルフのヘッドスピードを上げる6つのコツ!オヤジもできる方法は?

コラム
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まいど!
おやじのゴルフマガジン編集長の「たいしょー」です。

節々が増々痛む、今日このごろ。
皆様いかがお過ごしでしょうか??

そして、加齢とともに衰えてくるのがヘッドスピード。
悲しいかな、こればっかりはどうしようもないですよね…。

「それでもやっぱり飛ばしたい」
「ボールを高く上げたい」
それならば、寄る年波に抗ってみようではありませんか!

今回は、我々オヤジゴルファーでもできるヘッドスピードを上げる方法を6つご紹介していきます。
この中のひとつでも、あなたの飛距離アップに繋がってくれればウレシイです!

長いクラブを使う

一番簡単な方法はコチラ。
シャフト長を長くします。

シャフトが1インチ長くなると、ヘッドスピードは1m/sほど速くなるそうです。

例えば45インチのドライバーを使っている方なら、47インチのドライバーにチェンジするだけで、ヘッドスピードは2m/sアップするという計算。

そしてヘッドスピードが2m/sアップすると、ドライバーで10ヤード~15ヤードほど飛距離が伸びるそうです。

ただし気を付けなければいけないことが3点ほど。

①シャフトを長くするとバランスも重くなってしまう
②ドライバーだけ長くすると他のクラブとのタイミングが合わなくなる
③一部の競技ゴルフでは46インチまでという規制がある

諸刃の剣と言えなくもない施策ですが、手っ取り早くヘッドスピードを上げたい方には有効でしょう。

軽いクラブを使う

手っ取り早くヘッドスピードを上げるもうひとつの手段として、軽いクラブを使うという選択もあります。

シャフト長を伸ばすほどの効果は期待できませんが、重いものより軽いもののほうが速く振れるのは間違いありません。

それで飛距離が伸びるかに関しては微妙なところ。
インパクト時の衝突エネルギーは、重いクラブが有利になります。
クラブを軽くした分だけ、衝突エネルギーをロスしてしまう可能性があるからです。

この辺りはスイングタイプや技量にも左右されますので、クラブの軽量化を考えている方はクラブフィッターに相談されることをお勧めいたします。

腕振りのスピードを上げる

ここからは、少々技術的な側面から。

ヘッドスピードを上げるには、ボディーターンのスピードより腕振りのスピードを上げたほうが効果的です。
クラブの先端に付いた「ヘッドをいかに速く動かすか?」が大事になるからですね。

ヘッドの運動量を上げるには、アームローテーションを素早く行う必要があります。
そのコツとしては、ヘッドを真下に振り下ろすようにするというもの。

上から下にクラブを振ることで、重力の力を最大限に活用することができます。
この地球からの恩恵を受けない手はありませんからね。

「クラブを速く振るには上から下へ」
この原則はぜひ覚えておいてくださいね!

ビハインドザボールをキープする

もう一つ、技術的な要素のお話。

ヘッドスピードを上げるには、インパクトゾーンでヘッドを走らせなければいけません。
ボールにヒットするまで、しっかりと加速し続けるということですね。

ヘッドを加速させる最も有効なコツとして、ビハインドザボールがあります。

頭が飛球線方向へ流れてしまうと、スイングの支点も流れてしまいます。
頭がボールより右側に残っていると、インパクトでクラブヘッドは左、頭は右という綱引き状態が起こります。

この引っ張り合いにより、クラブヘッドの動きは勢いを増すのです。

ビハインドザボールをキープするコツは、こちらの記事が参考になるかもしれません。
併せてご一読いただければと思います。

重い練習器具を振っての素振り

ここからはトレーニング的なお話です。

腕振りのスピードを上げるには、やはり多少の筋力アップは避けて通れません。
それには重いクラブや、重めのバットを使っての素振りが最も効果的でしょう。

ここでのコツは、ボディーターンを使わず腕振りを重視した素振りをするということ。

本来この手の素振りは背中や下半身といった、大きな筋肉を使ってやることが定石です。
でも今回は、単純にヘッドスピードを上げることが目的。
なので、腕振りに関連する部位を鍛えることを最優先させましょう。

やり方としては、両足を踏ん張り、体を正面で止めて、肩から肩までの腕振りを繰り返します。

K250

しかし常々言っていますが、我々オヤジゴルファーに無理は禁物です!
体を痛めない程度に続けるのが、明日のゴルフライフを満喫するコツですよ^^

軽い棒を使っての素振り

最後にもうひとつ、別の素振りをご紹介して終わりにしましょう。

今度はさっきと真逆で、軽い棒を使っての素振りです。
ヘッドの付いていないクラブがあれば最高ですが、無ければクラブを逆さまに持っての素振りでも構いません。

これをマックスのスピードでビュンビュンと振っていきます。
こうすることで自分の脳と筋肉に、限界のスピードを覚えこませるのです。

実際のクラブではここまでスピードを上げたスイングは不可能です。
しかし「ここまでのスピードが出せるんだ」という疑似体験をすることで、自分の意識化のリミッターを解除するのが目的なんですね。

まとめ

今回は、オヤジゴルファーにもできる「ヘッドスピードを上げるコツ」を6つご紹介させていただきました。

もう一度おさらいしてみましょう。
・道具で解決するなら、長くするか、軽くする。
・スイングで解決するなら、腕を速く振るが、頭を流さずに軸ブレをおこさない。
・トレーニングで解決するなら、重いものと軽いものを両方振る。

あまりに単純な方法ばかりで、拍子抜けされた方もいるかもしれません。
しかしその簡単なことを継続されていない方も多いのではないのでしょうか?

数ヶ月後の飛距離アップのために、ぜひ今日から地道な施策にチャレンジしてみてください!