まいど!
おやじのゴルフマガジン編集長の「たいしょー」です。
「下半身リードをマスターしたい!」と思っていても、どうすれば身に付けることができるのか分からないあなた。
ご安心ください!
この記事では、我々オヤジゴルファーでもできる内容に厳選した、4つの下半身リードマスタードリルをご紹介しましょう。
過去に私が実践して効果のあった練習方法だけを集めたので、効果は折り紙付きです^^
簡単なものから徐々に難易度を高めながらご紹介していきますので、上から順番に取り組んでいただけたら幸いです。
連続素振り
一番簡単で、かつ効果の高い練習方法がコレ。
上達ドリルの王道「連続素振り」です。
「素振り」と聞くと軽視してしまう人が多いけど、テキトーに取り組んではダメ。
せっかくの効果が半減してしまいますゾ!
ここでは、効率よく下半身リードを身に付けるための連続素振りのコツを3つお伝えします。
1)バックスイングの70%あたりで切り返す
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一番のコツは、バックスイングがまだ70%あたりまでしか達していないタイミングで下半身を切り返すということ。
上の動画では、フラッシュが入るタイミングで下半身を切り返しています。
このタイミングを身体に覚えこませることが、下半身リードマスターへの最も近道となるのです。
ダメな例が下の動画。
クラブがトップまで達してから下半身を切り返してしまってます。
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これでは切り返しで上半身と下半身が同時に回りだしてしまいます。
他の目的があるならともかく、下半身リードを習得するための素振りならこれはNGですぞ!
2)実打をイメージして前傾角度をキープする
連続素振りをするときにやってしまいがちなのが、リアルなイメージを持たずに何となく振ってしまうこと。
これではただの運動になってしまいますよ!
気合の入った素振りとテキトーな素振りで最も違いがでるのが前傾角度(スパインアングル)。
やっぱ人間はラクな方へと流されやすいです。
ラクな方とは身体を起こして振ること。
下の写真のように振っていては、いざ本番というときに身体が反応してくれません。
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少々きつくはなりますが、連続素振りをするさいにもボールがセットされているとイメージして、そのボールを打つように前傾角度を保ったまま行いましょう。
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3)重いものを振って一石三鳥の素振りをする
せっかくやるのなら、他の効果も得られるようちょっと欲張った素振りをしてみましょう。
それは重いものを振るということ。
・素振り用の重量クラブ
・野球のバット
などなど…。
竹ボウキは確かに負荷は掛かるんですが、実打のイメージが持ちにくいのでここでは割愛しました。
1つ目のメリットは、重いものを振ることにより切り返しでの捻転差を大きく作りやすくなります。
この「ねじれ感」を左わき腹や腹筋に覚えこませやすくなります。
この感覚を身体に覚えこませることが連続素振りの最大の目的となります。
2つ目のメリットは、同じく切り返しやフィニッシュといった捻転差が最大となる箇所で大きなストレッチ効果が生まれやすくなります。
これで身体の柔軟性をアップさせましょう。
3つ目のメリットは、単純に筋力アップです。
しかし「下半身リードの習得」という目的からすると、先ほどの2つと比べればオマケ的な効果となります。
あまり重要視しなくても良いでしょう。
グリップを壁につけての切り返し
次にご紹介するのは、「グリップ押し当てドリル」です。
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これは上の動画のように、壁にグリップエンドを押し当てながら、下半身を踏み込むという動作を繰り返します。
このドリルの目的は、下半身は踏み込んでも状態はトップの姿勢をキープするという感覚を養うこと。
もちろん実際にはこうはなりませんが、イメージを習得するにはなかなか良い練習方法です。
このドリルでも、左わき腹や腹筋のストレッチ、および少々の筋トレ効果が得られます。
ステップショット
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「ステップショット」という呼び名が合っているかどうかは分かりませんが、上の動画のように左足を踏み込んで打つドリルのことです。
このステップショット、個人的にはかなりおススメの練習方法。
これで捕まったフック系のボールが打てればOK。
ステップショットを行う上で気を付けたいポイントをいくつか紹介しましょう。
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1)テイクバックの途中からステップする
先ほど「連続素振り」の章でお話したように、下半身リードはクラブが上がっている途中で下を切り返すことがポイントです。
ですので、このドリルでもこの感覚をしっかり養いましょう。
目安としては、クラブが時計の7時~8時付近のタイミングで左足を飛球線方向へ踏み込みます。
当然それでもクラブと上半身は上がり続けますので、実際のトップは9時付近になります。
2)トップでは上半身を90度右に向ける
ステップドリルをやり続けていると、どうしても左足を踏み込むことに意識が行くようになり、その結果トップがだんだん浅くなってきます。
めいっぱい深いトップを作る必要はありませんが、胸の面が90度右を向くまで上半身をコイルさせる意識を持ちましょう。
そして左足をステップするときは、背中を飛球線向けたまま真後ろに進行するようなイメージが大切です。
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ついつい上体を回転させながらステップしがちですが、これだとタメの利いた切り返しを体得することができません。
スライスやシャンクが出る場合は、このあたりに原因があるでしょう。
3)小さいトップ大きいフィニッシュを意識する
このドリルはフルスイングする必要はありません。
いや、むしろ無駄に難しくさせるだけなのでやらないほうがいいです。
先ほどチラッとお話したように、9時付近のトップで収める意識を持ちましょう。
ただし、フィニッシュはしっかり取ってください。
左足かかとの外側だけで立てるくらい、しっかり身体を最後まで回転させます。
イメージとしては、「バックスイング:フォロースルー」の割合は、「1:2」。
小さいトップから大きなフィニッシュを目指してください。
4)前傾角度を終始キープする
このドリルで最も難しいのが前傾角度のキープです。
左足を踏み込んだ以降から骨盤が後傾し、起き上がったスイングになりがちです。
しっかり胸の面を斜め下に向け続けるイメージを持ちながら、最後のフィニッシュを取るようにしましょう。
ウェッジでの連続歩き打ち
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最後にご紹介するのは、ウェッジでの連続歩き打ちです。
これは連続素振りの実打バージョンと言えるような練習ドリルになります。
しかも、それを9時~3時のプレーン下半分というミニマムな動きで体感できるのです。
このウェッジ連続打ちは、色々なことが学べるスグレモノのドリルですが、今回のテーマである下半身リードの習得にも役立ちます。
これも先ほどのステップショットと同じ要領で、クラブが上がっている最中に左足を踏み込んでいきます。
ステップショットの違いは、踏み込む方向が左側ではなく前方ということですね。
コツとしては、腕のちからでボールを打ちに行ってはいけません。
ウェッジという重いクラブが自然落下してくるタイミングに合わせて、足踏みをしていく感覚を養うことが大切になってきます。
でもこの練習、たま~にバックスイングでボールを後ろに飛ばしてしまうこともあるから、ひとけの少ない打席でやることをおススメいたします^^
まとめ
今回は下半身リードの習得に役立つ練習方法を4つご紹介してきました。
もちろんこれ以外にも適したドリルはあると思いますが、「オヤジゴルファーでもできる」という範囲に限定しての提案となります^^
特に「ステップショット」や「ウェッジの連続打ち」は、下半身リードのみならず様々な気付きを得られる優秀な練習方法ですので、定期的に取り組まれることを強くおススメいたします!