ゴルフ場で帽子をかぶっていない人を見かけたことはありますか？
「帽子は必須なの？」
「忘れたらどうしよう…」
「そもそも似合わないから避けたい」
ゴルフの帽子に関する悩みは尽きないものです。
でも、ご安心ください。
じつは、帽子なしでゴルフを楽しむことは可能なんです。
プロの中にも、あえて帽子をかぶらない選手がいるくらい。ゴルフ場でのマナーさえ押さえておけば、無理に帽子をかぶる必要はありません。
この記事では、帽子の洗い方から忘れた時の対処法まで帽子に関する疑問をすべて解決。
初心者の方はもちろん、経験豊富なゴルファーの方にも、きっと新しい発見があるはずですよ！
ゴルフは帽子なしでもOK？｜基本情報
ゴルフは基本的に帽子着用が推奨されていますが、その理由や必要性について詳しく知っている方は意外と少ないものです。
まずは帽子に関する基本的なルールやマナーをご紹介しながら、その必要性について考えてみましょう。
ゴルフは帽子なしでも大丈夫？
ゴルフの帽子って、「絶対にかぶらなきゃダメ」と思っていませんか？
どっこい、そんなことはないんです！
ゴルフのルールブックを見ても、帽子着用を義務付ける規定は一切ありません。つまり、あなたがどうしても帽子が苦手なら、無理にかぶる必要はないんですよ。
ただし、ちょっと待った！
全てのゴルフ場で帽子なしOKというわけではありません。特に九州地方のゴルフ場では、打球事故防止のために帽子着用を定めているところもあるんです。
私の経験から言うと、予約時にフロントへ「帽子は必須ですか？」と一言確認するだけで安心。
最近はカジュアル化が進んでいて、若いゴルファーを呼び込むために帽子の着用義務を緩和しているゴルフ場も増えてきました。
そのかわり、帽子なしでプレーするならそれなりの対策は必要です。
夏場の直射日光は想像以上に強烈！
「大丈夫かな」と心配に思ったら、日傘付きカートを利用したり、小まめに日陰で休憩を取ったりすることをおすすめします。
帽子についてのマナー
「帽子かぶるのは自由」とはいえ、いくつか知っておきたいマナーがあります。
特に大切なのが、クラブハウスでの脱帽。
なぜかというと、クラブハウスには面白い歴史があるんです。
かつては会員同士の社交場として使われていた場所。そのため、今でも室内では帽子を取って、きちんとした礼儀作法を守る…という文化が残っているんですね。
レストランでの食事時も同じく帽子はNG。
でも心配いりません。ほとんどのゴルフ場には、レストラン入口に専用の帽子掛けが設置されているんです。プレー中についた土や芝が食事中に落ちてこないよう…という配慮も含まれています。
他のプレイヤーへの挨拶の際も、帽子にまつわるちょっとしたマナーがあります。
例えば、隣のホールに打ち込んでしまった時。帽子を取って頭を下げると、より誠意が伝わりやすいんです。
プレー後の挨拶でも、お互いに帽子を取り合うのが素敵なマナーですよ。
帽子ならなんでもいい？
「じゃあ、好きな帽子をかぶれば良いの？」
そうなんです！基本的には、どんな帽子でもOKなんです。
キャップ、サンバイザー、ストローハット（麦わら帽子）、ニット帽…あなたの好みで選べます。
普段使っている帽子でも、市販のものでも問題なし。
ゴルフ専用じゃなくても大丈夫なんです。
でも、ちょっと待って！これは私の失敗談なんですが…。
つばがフラットなキャップをかぶってみたら「絶望するほど似合わなかった」経験があります（笑）。
結局、つばがカーブしたタイプに戻しました。
じつは、帽子選びには「顔型」が関係してくるんです。
例えば…、
・丸顔さん→ツバの短めの帽子が◎
・面長さん→トップの高さがないハンチングやキャップが好相性
・卵型さん→どんな帽子も似合う！羨ましい…
さらに季節によっても使い分けができます。
・夏→メッシュキャップやサンバイザーで涼しく
・冬→耳まで覆えるニット帽で暖かく
・春秋→オーソドックスなキャップが使いやすい
こんな感じにね！
忘れた時の対処法
やっちゃいましたね…。
ゴルフ場に着いてから「あ！帽子忘れた！」という経験、私だけじゃないはず。
でも大丈夫、対処法はいくつもあります！
まず、プロショップをチェック。ほとんどのゴルフ場には帽子が置いてあります。
ただし、「とりあえずなんでもいい」という選び方は禁物。帽子は一日中かぶるものですから、サイズ感やデザインはしっかり確認しましょう。
プロショップが開いていない、または在庫切れの場合は…、
・同伴者に予備の帽子を借りる
・タオルを頭に巻く（ゴルフ場で貸出OK）
・日傘付きカートを利用
・休憩時は必ず日陰へ
・小まめな水分補給を心がける
特に夏場は要注意。
私の場合、帽子を忘れた日は15分おきに給水、30分おきに日陰で休憩を入れるようにしています。
「暑さには慣れている」なんて過信は禁物。
熱中症対策はしっかりと！
ちなみに、最近はゴルフバッグに予備の帽子を常備している人も増えてきました。これ、なかなか賢い選択だと思います。
使い古した帽子でも、いざという時の備えとして十分役立ちますよ！
ゴルフは帽子なしでもOK？｜深掘り情報
帽子を着用する理由は人それぞれ。
日差し対策、ファッション、アクセサリーとしてなど、さまざまです。
ここからは、帽子選びのコツから正しいお手入れ方法まで、より実践的な情報をお届けします。
似合わないと思っている人必見！被り方のコツ
「自分は帽子が似合わない…」そう思い込んでいませんか？
実は多くの場合、それは単なる思い込みなんです。
プロの帽子専門店でも、「帽子が似合わない」と悩む人の大半は、ただ選び方や被り方を間違えているだけだと言われています。
まず大切なのが、顔型に合った帽子選び。
例えば：
・丸顔さん→帽子のトップが丸いデザインが◎（ワークキャップは×）
・面長さん→縦長を強調しないよう、低めのシルエットを選ぶ
・四角顔さん→トップが浅くて角張ったデザインがベスト
・逆三角形さん→小顔さんが多いので、コンパクトなデザインを
そして、意外と見落としがちなのがサイズ感。
私の周りでも、自分の頭のサイズを把握している人って少ないんですよね。
なんと、「帽子が似合わない」と感じている人の多くは、小さすぎるサイズを選んでいるそうです。
実際の測り方は簡単！
眉毛の上1cmくらいから、後頭部の一番出ている部分まで、水平に一周測るだけ。
そこに指1本分（0.5～1cm）のゆとりを足したのが、あなたにぴったりのサイズなんです。
帽子の洗い方
お気に入りの帽子、ちゃんとお手入れしていますか？
汗や皮脂で帽子が汚れるのは避けられません。でも、洗濯の仕方を間違えると、せっかくの帽子が台無しに…。
実は、正しい洗い方を知っているだけで、帽子は見違えるようにキレイになるんです！
まず大切なのが、洗濯表示の確認。
「W」マークや「手洗い」の表示があれば、自宅で洗えます。
手洗いの場合は…、
- 歯ブラシで表面の汚れを落とす
- エマールなどの中性洗剤で優しく押し洗い
- つばは折り曲げないように注意
- しっかりすすいだ後、バスタオルで水気を拭き取る
洗濯機を使う場合は…、
- 必ず洗濯ネットに入れる
- 「手洗い」か「ドライ」コースを選択
- 脱水は1～2分程度の短めに
- ザルに載せて形を整えながら乾燥
こんな感じで試してみてくださいね！
帽子を被らないプロはいる？
プロの世界では、帽子はどうなっているのか…気になりますよね。
面白いことに、かつてはプロゴルファーの多くが帽子をかぶっていなかったんです！
1970年代、帽子を被るのは「雨が降った時だけ」というのが当たり前。なぜかというと、「平板な日本人の顔に帽子は似合わない」というのが、当時の常識だったんだとか。
ジャンボ尾崎さんはハットをよくかぶっていましたが、それは珍しいケースでした。
中には「帽子着用必須」のゴルフ場から帰ってきてしまった有名ゴルファーもいたくらい（笑）。
その後、帽子が一般的になってきたのは1990年代から。
特に印象的だったのが、グレッグ・ノーマン選手のテンガロンハット。背が高くて顔が小さい欧米人の体型に、テンガロンハットがバッチリ決まっていましたね。
最近では、2020年の東京オリンピックでローリー・マキロイ選手が無帽でプレーして大きな話題に。
理由を聞かれた彼は「頭が小さすぎて、アイルランドチームの帽子が合わなかった」と正直に答えて、多くのファンの共感を呼んでいます。
中嶋常幸プロの場合は、面白い帽子の使い方をしていました。
彼は「プレー中に自分の世界を作るため」に帽子を活用。特にパッティングの時は、帽子のつばの内側に「自分だけの静かな空間」を作り出していたそうです。
今では契約上の理由でキャップを着用するプロが増えていますが、それでも個人の選択として無帽を貫くプロもいます。
だって、プロの試合で重要なのは「ギャラリーに表情が見えること」。
帽子のつばで表情が隠れてしまうのを避けたい、という理由もあるんです。
このように、プロの世界でも帽子の着用は完全に個人の選択。
あなたも「無理に被らなきゃ」なんて思わず、自分に合ったスタイルを見つけてみてはいかがでしょうか？
まとめ：ゴルフは帽子なしでもOK？
それでは最後に、この記事の内容をまとめます。
