まいど!
おやじのゴルフマガジン編集長の「たいしょー」です。
いや〜、天気予報アプリを開いて傘マークが並んでいるのを見た瞬間、スマホを投げたくなるのは私だけじゃないはず。
せっかく1ヶ月前から押さえたラウンド、同伴者との調整もバッチリ、前日には新しいボールまで買ったのに……空から水が降ってくるって、どういうイジワルですかね。
でもね、ゴルフ歴が長くなると気づくんです。雨でもやるゴルフには、実は晴れの日とは違った面白さがあるってことに。
装備をしっかり揃えて、ちょっとしたコツを知っておくだけで、雨のラウンドはむしろ「自分の引き出しが増える特別な一日」に変わります。
とはいえ、雨の日のゴルフにはキャンセルの判断基準やマナー、レインウェアの選び方、雨天時ならではのスイング調整、さらにはラウンド後の道具のケアまで、知っておきたいことが山ほどあるんですよ。
なので、全部ひっくるめてこの記事で徹底的にお伝えしていきます。
雨のラウンドに備えたい方も、今まさに「行くか行かないか」で悩んでいる方も、ぜひ最後まで読んでいってくださいな!
- 雨ゴルフの判断基準
- 雨天に必要な装備と選び方
- 雨の日のスイング調整のコツ
- ラウンド後の道具メンテナンス
ゴルフは雨でもやる?雨ゴルフを快適にする準備と対策
「明日、雨っぽいけどどうする?」というLINEが飛び交う前夜。
ゴルファーなら一度は経験するあの独特の緊張感ですよね。
ここでは、雨のラウンドを決行するかどうかの判断基準から、いざ行くとなったときに差がつく装備選びまで、準備と対策をガッツリ解説していきます。
ゴルフは雨でもやるの?
結論から言っちゃいますと、ゴルフは基本的に雨でもやります。
プロのトーナメントだって、よほどのことがない限り雨で中止にはなりません。私たちアマチュアも、小雨〜中雨くらいならプレーしている方がほとんどです。
ただし「雨だろうと何がなんでも行け!」という根性論ではないんですよ。
大事なのは、安全にプレーできるかどうかの見極めです。
判断の優先順位としては、まず最優先が雷です。
雷注意報が出ている、もしくは遠くでゴロゴロ鳴っているようなら、これは迷う余地なし。ゴルフ場も安全のためにプレーを中断させますし、自分から「今日はやめておこう」と判断するのが正解です。
次に気にしたいのが風。
気象庁の区分では、平均風速15m/s以上が「強い風」とされていて、この域に入るとスイング中のバランスが崩れやすくなったり、傘がまったく役に立たなくなったりします。風が強い日は雨量が少なくても、体感のキツさは倍増しますからね。
そして雨量。
気象庁によると、1時間あたり10〜20mmが「やや強い雨」、20〜30mmが「強い雨」という区分になっています。やや強い雨くらいまでなら、しっかりしたレインウェアと雨天用グローブがあればプレー続行は十分現実的。
ただし「強い雨」以上になると、グリーンに水膜が張ったり、バンカーがぐちゃぐちゃになったりして、技術うんぬんの前に進行そのものが難しくなってきます。
私の経験では、朝の時点で「やや強い雨」程度の予報なら決行、午後から「強い雨」に変わる予報ならスループレーに変更するか、早めに切り上げる覚悟で出発、というパターンが多いですね。

雨天プレーの判断優先順位
①雷(最優先・即中断)→ ②風(15m/s以上は要注意)→ ③雨量(20mm/h以上は進行困難の可能性)→ ④ゴルフ場のクローズ判断
ちなみに「ゴルフ場がクローズになるかどうか」は、当日の朝にゴルフ場へ電話確認するのが一番確実です。
予約サイトの情報だけで判断すると、「着いたらクローズだった」なんて悲劇が待っていることもありますから。
雨だったらキャンセルできる?
「雨だからキャンセルしたい」という気持ち、ものすごくわかります。
でもここ、ちょっと注意が必要なんですよ。
「雨だから無料でキャンセルできる」とは限らないんです。
キャンセル料の発生条件は、ゴルフ場やプラン、予約サイトによって本当にバラバラ。
コンペプランなら1週間前からキャンセル料が発生するケースもあれば、当日でも天候理由なら無料というゴルフ場もあります。
一般的にキャンセル料が免除になりやすいのは、ゴルフ場側が安全上の理由でクローズ(営業中止)を決定したケースです。
逆に「雨だけど営業はしてますよ」という状況で自己判断でキャンセルすると、規定通りのキャンセル料が発生する可能性があります。
トラブルを避けるための確認フロー

まず予約時点で、キャンセルポリシーを確認しておくこと。
これが第一歩です。
楽天GORAやGDO、じゃらんゴルフなど、予約サイトごとにキャンセル規定が違うので、予約確認メールはちゃんと読んでおきましょう。
そして雨予報が出たら、前日のうちに同伴者と「翌朝○時に最新予報を見て最終判断しよう」と合意を取っておくのがベストです。これ、地味だけどすごく大事。
当日朝に「やっぱ行かない」「え、行くでしょ?」みたいなやりとりが始まると、人間関係にヒビが入りかねませんからね。
あと、絶対にやっちゃいけないのが無断キャンセル。これはもう論外中の論外です。
キャンセル料どうこうの前に、ゴルフ場にも同伴者にも大変な迷惑がかかります。
「連絡するのが面倒だから黙ってバックれよう」は、次から誘ってもらえなくなるリスクと引き換えですよ。
キャンセル料の有無や発生条件は、ゴルフ場・予約サイト・プランによって異なります。正確な情報は各ゴルフ場や予約サイトの規定をご確認ください。
ゴルフ場への連絡と当日の確認手順
雨の日のラウンドで意外と差がつくのが、事前の情報収集です。
ゴルフ場に着いてから「え、カート乗り入れ禁止なの?」「フェアウェイが冠水してるじゃん!」と驚くより、事前にわかっていたほうが心の準備ができますよね。
まず当日の朝、スタート時間の1〜2時間前にゴルフ場に電話を入れましょう。
確認すべきポイントは、営業しているかどうか、カートの乗り入れ可否、コースのコンディション(冠水やクローズホールの有無)。この3つを押さえておけば、到着後にバタバタすることはありません。
また、天気予報アプリだけでなく、雷ナウキャスト(気象庁)を当日朝にチェックしておくのも地味におすすめです。雷雲の動きがリアルタイムでわかるので、「午後から雷が来そうだな」という判断がしやすくなります。
到着したら、まずフロントでコース状況の最新情報をもらいましょう。
「今日はどのホールが水が溜まりやすいですか?」なんて聞けば、キャディさんやスタッフが親切に教えてくれますよ。こういう一言が、スコアメイクの隠れた武器になったりするんです。
そして忘れちゃいけないのが、同伴者への連絡。
自分だけ準備万端でも、同伴者が「え、雨なの?何も持ってきてないよ」じゃ困りますからね。前日の段階で「明日は雨予報なのでレインウェアをお忘れなく」と一言送るだけで、あなたの株は急上昇間違いなしです。
レインウェア選びで重視すべきポイント
雨のゴルフで最も快適さを左右するのが、なんといってもレインウェアです。
「まあ、コンビニのカッパでいいでしょ」なんて思っているあなた、それ、雨の日に裸足で砂利道を歩くようなものですよ。
レインウェアを選ぶときに絶対に見てほしい数値が2つあります。
それが耐水圧と透湿性です。
耐水圧は、ざっくり言うと「どれだけの水圧に耐えられるか」という防水性能の指標。
一般的に10,000mm以上あれば雨天ラウンドに対応できると言われていて、20,000mm級になると長時間の雨でも安心感がグッと増します。
一方の透湿性は、「内側の蒸れをどれだけ外に逃がせるか」という数値。
ゴルフは歩いたりスイングしたりで意外と汗をかくので、雨を防いでも中がビショビショ……なんて本末転倒ですよね。この数値が高いほど蒸れにくいわけです。
持ち物や当日の立ち回りまで含めて雨対策を整理したい方は、ゴルフコースをまわる完全ガイドと恥をかかないマナーもあわせて確認しておくと、準備の抜け漏れが減ります。

主要モデルのスペック比較
| ブランド | モデル名 | 耐水圧 | 透湿性 | 特徴 |
|---|---|---|---|---|
| ミズノ | 「ネクスライトレインプラス」52MG1A01 | 20,000mm | 25,000g/m²/24h | 袖取り外し・股下調整可能。撥水100洗3級 |
| タイトリスト | 「ストレッチ 2WAYレインウェア」TLPMR980J | 10,000mm | 20,000g/m²/24h | フルシームテープ縫製。2WAY袖着脱対応 |
| アディダス | 「RAIN.RDY レインスーツ」 | 約20,000mm | 約5,688g/m²/24h | 半袖・半ズボン切替対応。ベンチレーター搭載 |
個人的な推しは、ミズノの「ネクスライトレインプラス」(52MG1A01)。
耐水圧20,000mmに加えて透湿性が25,000gと、防水と蒸れにくさの両立が光ります。袖を取り外せるから、雨が上がったあとにベスト感覚で着続けられるのも地味にありがたいんですよね。
タイトリストの「ストレッチ 2WAYレインウェア」(TLPMR980J)は、耐水圧こそ10,000mmですが透湿性が20,000gとバランスが良く、ストレッチ素材でスイングの邪魔をしにくい。「雨でも普通に回りたい」という方にピッタリです。
耐水圧と透湿性は必ずセットで確認しましょう。防水性能だけ高くても蒸れて不快になりますし、蒸れにくくても雨が染みてきたら元も子もありません。数値はあくまで目安ですが、選ぶときの重要な判断材料になりますよ。
雨に強いグローブとグリップの選び方
レインウェアの次に大事なのが、手元の滑り対策です。
雨の日に普段の天然皮革グローブをそのまま使うと、水を吸ってツルッツルになるんですよね。これ、スイングの再現性がガタ落ちする最大の原因のひとつです。
雨の日専用、あるいは全天候型のグローブを1セット持っておくだけで、世界が変わります。
いや、マジで。
特におすすめなのが、ゼロフィットの「インスパイラルグローブ」。
公式でも「雨・汗でも驚異的グリップ力」と謳っているだけあって、雨天ゴルファーの間では定番中の定番です。濡れれば濡れるほどグリップ力が増すという、まるで逆転の発想みたいなグローブ。
もうひとつ、フットジョイの「ナノロック ツアー」(FGNT24WT)も見逃せません。
東レが開発したナノフロントという超極細繊維を採用していて、その細さは髪の毛の約7,500分の1。もはや想像の域を超えてますが、とにかく濡れた状態でもしっかり握れるという安心感は格別です。
そしてもうひとつ、見落とされがちなのがクラブ側のグリップです。
グローブだけ変えても、クラブのグリップが滑りやすいタイプだと効果半減。雨が多い時期にラウンド頻度が高い方は、コード系の高摩擦グリップへの交換を検討してみてください。
たとえば、ゴルフプライドの「Z・コード(Z-Grip Cord)」は、コード素材が水分を含んでもグリップ力を維持してくれる頼もしいヤツ。
ラムキンの「CROSSLINE FULL-CORD」やイオミックの「Sticky 2.3」あたりも、雨対策として人気がありますよ。
防水スプレーで撥水性能を維持するコツ
レインウェアもシューズも、買った直後は撥水バッチリでも、使っているうちにだんだん水を弾かなくなってきます。
「あれ、最近やたら染みてくるな……」と感じたら、防水スプレーの出番です。
防水スプレー界のエースといえば、コロニルの「カーボンプロ」。
レザーからテキスタイルまで多素材に対応するハイエンドモデルで、カーボン繊維のような構造の保護膜を形成してくれます。
300mlの通常サイズに加えて、数量限定で400ml(33%増量)バージョンが出ることもあるので、見つけたら即買いをおすすめします。
もう少しお手軽に済ませたいなら、「アメダス」の防水スプレーが入手しやすくてコスパ良好。
ただし、噴射距離は20〜25cmを守ること。近すぎるとムラやシミの原因になるので、腕を伸ばして「シュー」が基本です。
ゴルフ用品メーカーのものがいい!という方には、ライト(LITE)の「防水スプレー X-318」(220ml)がぴったり。
ゴルフシューズやキャディバッグに特化した製品なので、ゴルファーとしては安心感がありますよね。
防水スプレーの正しい使い方
① 汚れを落とす → ② しっかり乾燥させる → ③ 20〜25cm離してスプレー → ④ 完全に乾燥させてから使用。この順番を守るだけで効果が段違いです。雨の直前に慌てて吹きかけるのではなく、前日までに仕込んでおくのがコツですよ。
足元の防水対策とシューズケアの基本

雨のゴルフで地味にツラいのが、足元の浸水です。
靴の中がグチュグチュになると、もう集中力なんてどこかに飛んでいきます。18ホール歩くのに、足が冷たくて不快って、これ修行ですよ修行。
まず、ゴルフシューズ自体の防水性能を過信しないこと。
どんなに良いシューズでも、経年劣化や縫い目からの浸水はありえます。
ラウンド前に防水スプレーをかけておくのは基本として、もうひとつ大事なのが替えの靴下を2〜3足持っていくこと。ハーフターンで靴下を替えるだけで、後半の快適さが全然違います。
そしてラウンド後のシューズケアがこれまた重要。
フットジョイのシューケア情報でも明記されていますが、ドライヤーなどによる強制乾燥はNGです。高温で革やソールが変形・劣化するリスクがあるんですね。
正しい乾燥手順
まず乾いた布やタオルで表面の水分を拭き取ります。
次にシューズ内部に新聞紙やキッチンペーパーを詰めて、型崩れを防ぎながら水分を吸わせます。
あとは風通しの良い日陰でじっくり乾燥させるだけ。
「翌日もラウンドなのに自然乾燥じゃ間に合わない!」という方には、アイリスオーヤマの「脱臭くつ乾燥機 カラリエ」(SD-C2-W)がおすすめ。標準モードで約50℃、革靴モードで約40℃と温度が選べるので、ゴルフシューズにも安心して使えます。
伸縮するダブルノズルで2足同時に乾燥できるうえ、重さは約780gと軽量。ゴルフバッグに入れて遠征に持っていく猛者もいるとか。
足元が快適だと、それだけでスコアが2〜3打変わると私は本気で思っています。
たかが靴下、たかが乾燥と侮るなかれ、ですよ。
雨でもやると決めたゴルフで役立つ実践テクニック
装備が揃ったら、次はいよいよコースでの実践編です。
雨の日のゴルフは、晴れの日と同じ感覚でプレーするとスコアが崩壊します。でも逆に言えば、ちょっとした調整を知っているだけで周りと大きな差がつくチャンスでもあるんですよ。
ここからは、雨天ならではの技術やルール、メンテナンスまで実践的な話をお届けします。
ゴルフの雨天時に意識したいスイング調整
雨の日にスコアが崩れる最大の原因は、実は「いつも通りに打とうとすること」なんです。
晴れの日と同じフルスイングをすると、レインウェアの引っ掛かり、足場のズレ、グリップの滑りが三重苦で襲ってきます。

多くのレッスンプロや上級者が口を揃えて言うのが、「雨の日はコンパクトに振る」ということ。
バックスイングを少し抑えて、フルショットの8割くらいの振り幅にする。これだけでミート率が安定して、結果的にスコアは大きく崩れにくくなります。
具体的なポイントとしては、まず下半身の安定。
雨で足場が滑りやすいときに大きな体重移動をすると、スイングの軸がブレます。いつもより”軸を残す”意識を持って、足の踏ん張りを優先しましょう。
次にグリップの握り直しを減らすこと。
雨天では手元が滑りやすくなるので、つい何度も握り直したくなりますが、それがかえってフェースの開閉を不安定にさせます。ルーティンの中で1回しっかり握ったら、あとは信じて振る。雨天用グローブを使っているなら、なおさらグローブの性能を信頼してあげてください。
そして意外と見落とされがちなのが、番手を上げる勇気。
雨天はボールが飛びにくく、ランも出にくい。いつもの距離感で打つとほぼショートします。「ワンクラブ上」を基本にして、場合によっては2クラブ上げても全然OKですよ。
雨天スイングの3つの心得
① バックスイングは8割に抑えてミート率を優先する
② 体重移動は控えめにして軸をキープする
③ 番手は1クラブまたは2クラブ上げて距離を補う
パッティングの距離感を合わせる方法
雨の日にスコアを一番壊すのは、実はパッティングだったりします。グリーンに水分が含むと転がりが重くなるので、晴れの日の感覚で打つとことごとくショートするんですよね。
私も以前、雨の日に3パットを量産して「もう帰りたい……」と空を見上げたことがあります。
対策はシンプル。
朝の練習グリーンで「今日の基準」を作り直すことです。
いつもと同じストローク幅で打って、どれくらい転がるかを2〜3種類の距離で確認する。これをやるかやらないかで、前半9ホールのパット数が全然違ってきます。
コツとしては、「いつもより強めに」ではなく「いつもより大きなストローク幅で」打つ意識を持つこと。強さで調整しようとするとタッチが荒れやすいんですが、振り幅で調整するとリズムが保てるんです。

アプローチも同様で、雨で濡れた芝はヘッドの抜けが悪くなりがち。手先で合わせにいくとヘッドが芝に負けてザックリ……というお約束のミスが出ます。
体の回転で運ぶ意識を持って、入射角を鋭くしすぎないのがポイントです。
いわゆる「払い打ち」に近い感覚ですね。
一時的な水たまりの救済ルール活用法
雨の日のゴルフで知っておくと得するのが、一時的な水たまり(テンポラリーウォーター)の救済ルールです。
昔は「カジュアルウォーター」と呼ばれていましたが、2019年のルール改正で名称が変わりました。検索では今でも「カジュアルウォーター」で調べる方が多いので、両方覚えておくと便利ですよ。
簡単に言うと、雨で地面にできた水たまりにボールがある場合、罰なしで救済を受けられるというルールです。
ただし「地面がぬかるんでいる」だけではダメ。
水が目に見えて溜まっている、またはスタンスを取ったときに足元に水がにじみ出てくる、という状態が条件になります。
救済の具体的な手順

まず、ボールがある位置からホールに近づかず、かつ水の影響がなくなる最も近い地点(=完全救済の最も近い点、いわゆるニアレストポイント)を見つけます。
次に、そのポイントから1クラブレングス以内で、ホールに近づかないエリアに、膝の高さからボールをドロップ。これで完了です。
この救済、知っているのと知らないのとでは天と地ほどの差があります。
泥だらけのライから無理して打つのと、きれいなライに移動して打つのと、どっちがスコアに良いかは言うまでもないですよね。
雨の日こそルールの知識が武器になります。
「あ、ここ水たまりだから救済取れるな」と瞬時に判断できるようになれば、雨のラウンドが怖くなくなりますよ。
「一時的な水たまり」は、ゴルフ規則16に定められた「異常なコース状態」のひとつです。判断に迷ったら同伴者やキャディさんに確認するのも良い方法ですよ。
ラウンド後の道具メンテナンス手順
雨の日のラウンドが終わったら、お風呂に直行したい気持ちはわかります。
でもちょっとだけ待ってください。濡れた道具を放置すると、翌日には取り返しのつかないことになっている可能性がありますよ。

まず最優先はクラブの水分除去。ヘッドの溝に泥が詰まったまま放置すると、スピン性能がガタ落ちするだけでなく、アイアンは錆びの原因にもなります。
乾いたタオルで丁寧に水分を拭き取り、溝は専用のブラシか使い古しの歯ブラシでかき出しましょう。
金属部分の保護には、タバタ(Tabata)の「アイアンオイルムース」(150cc)が便利。汚れ落としと錆予防を同時にやってくれる優れものです。
もう少し手軽にケアしたいなら、ライト(LITE)の「スーパーオイルミスト」(100ml)もスプレータイプで使いやすいですよ。
クラブ用のオイルやミストは、金属部分(ヘッドやシャフト)専用です。グリップ(ゴムやエラストマー素材)に付着すると滑りの原因になるので、もし付いてしまったら中性洗剤で早めに拭き取ってください。
シューズのケアは先ほどお伝えした通り、「乾いた布で拭いて→新聞紙を詰めて→風通しの良い日陰で自然乾燥」がベスト。
翌日にまたラウンドが控えている方は、アイリスオーヤマの「カラリエ」(SD-C2-W)の出番ですね。
キャディバッグも忘れずに。
ポケットの中に水が溜まっていたり、底に泥が入り込んでいたりすることがあるので、中身を全部出して拭き取り、口を開けた状態で乾かしてあげましょう。
レインウェアは、帰宅後にハンガーにかけて陰干し。
洗濯する場合は、撥水性能を落とさないために柔軟剤は使わないのがコツです。
同伴者と気持ちよく回るための雨の日マナー
雨の日のゴルフは、晴れの日以上にマナーが大事になります。
なぜかって?みんなちょっとイライラしがちだから(笑)
濡れて冷たくて、スコアも崩れがちで……そんなときこそ、お互いへの気遣いが光るんです。
まず基本中の基本。
レインウェアの着脱はロッカールームかカート周辺で。
水をポタポタ滴らせたままレストランやロビーに入るのは、周りのゴルファーから「おいおい……」と思われても仕方ありません。これは雨の日の鉄板マナーです。
プレー中のマナーとしては、スロープレーに気をつけること。
雨天はどうしても動作が遅くなりがちですが、前の組との間隔が空きすぎると後続に迷惑がかかります。打つ前に考える時間を短くするために、他の人が打っている間に自分のライや風向きを確認しておくとスムーズです。
雨天はどうしても動作が増えてペースが落ちやすいので、スロープレーを防ぐ具体的なコツはゴルフで迷惑かけないスコアはいくつ?初心者がスロープレーを防ぐコツで一度押さえておくと安心です。
あと、意外と喜ばれるのが予備のタオルや替えのグローブを余分に持っていくこと。
同伴者が「しまった、タオル1枚しか持ってきてない……」なんて時に「はい、どうぞ」とサッと差し出せたら、あなたはもうヒーローです。
私はいつもビニール袋に予備のタオル2枚と替えのグローブを入れてキャディバッグに忍ばせています。
そしてラウンド後。
お風呂から上がって一息ついたら、同伴者に「今日は雨の中お疲れさまでした!」と一言伝えましょう。雨の日に一緒にラウンドした仲間って、なんだか戦友みたいな絆が生まれるんですよね。
雨でもやるゴルフを楽しむためのまとめ
さて、ここまで雨の日のゴルフについて、判断基準から装備、テクニック、メンテナンスまで一気にお伝えしてきました。
最後にポイントを整理しておきましょう。
| カテゴリ | ポイント | おすすめアイテム |
|---|---|---|
| 判断基準 | 雷→風→雨量→クローズの順で判断 | 雷ナウキャスト(気象庁) |
| レインウェア | 耐水圧と透湿性をセットで確認 | 「ネクスライトレインプラス」52MG1A01 |
| グローブ | 雨天用・全天候型を1セット常備 | 「インスパイラルグローブ」「ナノロック ツアー」FGNT24WT |
| グリップ | コード系・高摩擦系に交換検討 | 「Z・コード(Z-Grip Cord)」 |
| 防水スプレー | 前日までに仕込む。距離20〜25cm | 「カーボンプロ」「アメダス」「X-318」 |
| スイング | コンパクトに振って番手を上げる | — |
| パッティング | 朝の練習グリーンで基準を作り直す | — |
| ルール | 一時的な水たまりは罰なし救済 | — |
| メンテナンス | 帰宅後すぐに水分除去と保護 | 「アイアンオイルムース」「カラリエ」SD-C2-W |
雨の日のゴルフ、3つの心構え
① 準備がすべて。装備を揃えれば雨は怖くない
② いつも通りを捨てる勇気がスコアを守る
③ 雨の日こそマナーと気遣いで差がつく
雨の日のゴルフは、確かに面倒な部分もあります。
でも、しっかり準備して臨めば「全員が同じ条件」という公平な戦いの場でもあるんです。
雨ゴルフには、晴れの日とは違った楽しさと学びがあります。
次に天気予報に傘マークがついたとき、「よし、これはチャンスだ」と思えたら、あなたのゴルフはまたひとつレベルアップしていますよ。
それでは、素敵な雨ゴルフライフを!

