ゴルフを始めたいけれど、道具を揃えるのはちょっと…。
そんな方に朗報です。
実は打ちっぱなしなら、手ぶらで気軽に練習を始められるんです。
「でも、何を持っていけばいいのかな?」
「服装はゴルフウェアじゃないとダメ?」
「レンタル料金が高そう…」
初めて打ちっぱなしに行く方なら、誰もが抱く不安ですよね。
でも、そんな心配は無用です!
打ちっぱなしはとてもカジュアルな施設で、クラブもグローブも全てレンタルできます。
料金も意外とリーズナブル。普段着で気軽に立ち寄れるのが魅力なんです。
この記事では、手ぶらで打ちっぱなしに行くときの持ち物から、服装、料金システムまで、初心者の方に必要な情報を徹底的に解説していきます!
手ぶらでゴルフの打ちっぱなし|基本情報

打ちっぱなしはゴルフ場と違って、いろいろな制限が少ない施設です。
とはいえ、全く準備がいらないわけではありません。
この章では、はじめての方が安心して練習を楽しめるよう、押さえておきたい基本的なポイントをお伝えしていきます。
打ちっぱなしには何を持っていく?
打ちっぱなしデビューを考えている方、朗報です!
財布だけ持って行けば大丈夫なんです。
ゴルフクラブもグローブも、練習場でレンタルできちゃいます。
受付で「初心者なので、クラブを借りたいのですが」と伝えれば、スタッフの方が丁寧に案内してくれます。
暑い季節は汗をかくので、タオルがあると重宝します。
練習中はけっこう動くので、意外と汗が出るんですよ。
水分補給も大切なポイント。
ドリンクを持参するのもいいですし、自動販売機や売店を利用するのも◎。
あとは時計や貴重品に注意。
練習中に時計が壊れてしまうことも…。
温度調節のしやすい上着があれば、より快適に過ごせます。
打席は屋根付きとはいえ、基本的に屋外。夏は暑く冬は寒いので、季節に合わせた準備があると安心です。
冬場は手が冷えやすいので、使い捨てカイロを持っていくのもおすすめ。
カイロがあれば、休憩時間中も手を温められて、すぐに練習再開できますよ。
結局のところ、必須なのは財布だけ。
あとは快適に練習するための「あったら便利グッズ」を、自分のスタイルに合わせて持参すれば十分です。
気軽に始められるのが、打ちっぱなしの最大の魅力なんです!
服装はなんでもいい?

打ちっぱなしの服装で嬉しいのは、ゴルフ場のような厳しいドレスコードがないこと。
「襟付きシャツを着なきゃ」
「ハーフパンツならハイソックス必須」
なんて気にしなくて大丈夫なんです。
会社帰りのスーツ姿でも、休日のカジュアルな格好でも練習できちゃいます。
私の場合、最初は普段着のTシャツとジャージみないな格好で通っていました。
慣れてきたら、少しずつゴルフウェアを揃えていったんです。
スポーツウェアなら汗を素早く吸収してくれるし、腕を上げたときにお腹が見えない長さのものが多いので◎。
だから最初からゴルフウェアを買う必要はないんですよ。
ただし、完全に自由というわけではありません。
露出の多い服装(タンクトップやキャミソールなど)は避けましょう。
打席が隣接しているので、周りへの配慮も必要です。
スカート派の方は、スイング時に気になってしまう丈の短いものは控えめに。
練習に集中できない服装では、せっかくの練習時間がもったいないですからね。
季節によって服装選びのポイントも変わってきます。
夏場は速乾性のある素材がベスト。冬場は重ね着がしやすく、体温調節できる服装がおすすめです。
パーカーやウインドブレーカーは、練習の合間の防寒着として重宝します。
スイングの邪魔にならない、そして自分が気持ちよく練習できる服装を選びましょう。
私の経験上、窮屈な服装だとスイングがぎこちなくなってしまいます。
リラックスできる服装で、のびのびと練習を楽しむのが上達への近道だと思いますよ。
スニーカーでもいい?

スニーカーでの練習、もちろんOKです!
実は私は今でもスニーカー派です。
ゴルフシューズを買うのはちょっと…という方も、お気に入りのスニーカーで気軽にスタートできます。
打ちっぱなしでよく見かける光景なのですが、ビジネスマンがスーツのまま練習していたり、買い物帰りの主婦の方がスニーカーで練習していたり。
ただし、どんな靴でもいいというわけではありません。
スイング時の安定感が大切なポイント。
ゴルフのスイングは、意外と足元にかかる力が強いんです。
スイング時に体を捻転させるので、靴には物凄い捻じれの力がかかります。そのため、サンダルやヒールなど不安定な靴は絶対NGですよ。
私の場合、普段履いているランニングシューズで練習していました。
滑り止めのしっかりしたスニーカーなら、マットの上でも安定感があります。
というか、むしろ滑りません。
フカフカの人工芝のマットが敷いてある打席だったらいいのですが、昔ながらのゴムマットだと、ソフトスパイクやスパイクレスシューズのような突起がかえって滑ってしまうんです。
だから普通のスニーカーのほうが安定するし、地面からのフィードバックも掴みやすいんですね。
だから、「ゴルフシューズを持っていないから練習に行けない」なんて心配する必要なし!
まずは、お気に入りのスニーカーで気軽にスタートしてみましょう!
グローブは必要?
最初のうちは、グローブは絶対必要です!
たまに初心者のかたで「軍手でいいかな」なんて考える人もいるようですが、それは大きな間違い。
グローブは安全にゴルフを楽しむための必須アイテムですよ!
グローブが必要な理由は3つあります。
1つ目は安全面。
素手だとクラブが滑って飛んでしまう危険があるんです。クラブが飛ぶと周りの人にも迷惑がかかりますし、大きな事故につながりかねません。
2つ目は手の保護。
グローブなしで打つと、手のひらにマメができたり、皮がむけたりしてしまいます。
3つ目はグリップ力の向上。
グローブをつけることでスイング中にグリップが緩むことが防げて、スイングやインパクトが安定するんですね。
選び方のポイントもお伝えしましょう。
右利きの方は左手用、左利きの方は右手用を用意します。
「なんで片手だけ?」と思う方もいるかもしれませんが、利き手と反対の手がクラブを支える重要な役割を果たすからなんです。
女性の場合は両手用を使う方も多いですね。
グローブは練習場でも購入できますが、スポーツ用品店やディスカウントショップで買うとかなりお得です。
素材は天然皮革と合成皮革があって、初心者なら合成皮革がおすすめ。
洗える上に、耐久性も抜群なんです。
サイズ選びは重要です。
私の場合、最初はジャストサイズを選んでいましたが、練習を重ねるうちにグローブが伸びてしまい、フィット感が失われてしまいました。
実はグローブは、最初はちょっときついくらいがベスト。
使っているうちに手に馴染んでくるので、程よい締め付け感になるんです。
グローブは消耗品なので、お気に入りが見つかったら2、3枚買っておくと安心ですよ!
一人でも大丈夫?料金は?
「一人で打ちっぱなしって、浮いてしまわないかな…」
そんな「一人焼肉」のような心配は無用です(笑)
実のところ、打ちっぱなしで一番多いのは一人で練習している人なんです。
私も最初は不安でしたが、行ってみたら意外と居心地が良くて。
みんな自分の練習に集中していて、他の人のことなんて気にしていませんでした。
むしろ一人練習のほうが、自分のペースで集中して取り組めるんです。
友達と行くと、どうしておしゃべりが増えてしまいがち。
でも一人なら、「今日は50球集中して打とう」とか「この課題を克服するまで練習しよう」とか、自分の目標に向かって真剣に取り組めます。
料金システムは大きく分けて2種類。
「球貸し」と「時間貸し」です。
最初は普通に、球貸しからスタートするのが良いでしょう。
1球10~35円なので、100球打っても1,000~3,500円。
自分のペースでじっくり練習できるのが魅力です。
一方の時間貸しは、1時間2,000~5,000円で打ち放題。
これがお得なのは、たくさん打ちたい人。
特にアプローチの練習や、連続打ちなど、同じショットを繰り返し練習したい場合におすすめです。
賢い使い方のコツもお教えしましょう。
平日の早朝や夜間は割引料金になることが多いんです。
私の行きつけの練習場は、平日の朝は通常料金の半額!
土日よりも空いているので、のびのび練習できます。
ナイター設備のある練習場なら、仕事帰りに立ち寄るのもアリ。
ただし、夜間は照明代が別途必要な場合もあります。
また、プリペイドカードを作るとポイントが貯まったり割引が効いたりすることも。
地域によって料金システムは異なりますが、一般的に5,000円あれば、クラブのレンタル料金を含めても十分おつりが来るでしょう。
最近は、月額定額制のサブスクリプションプランを導入している練習場も。
「月1万円で毎日60分練習し放題」といったプランなら、頻繁に通う人にはかなりお得です。
手ぶらでゴルフの打ちっぱなし|深掘り情報

基本的な準備が整ったら、次は練習を充実させるためのコツをマスターしましょう。
レンタルクラブの上手な活用法や、効果的な練習方法など、打ちっぱなしをより楽しむためのテクニックをご紹介します。
貸出クラブのレンタル料金
「クラブを買うのは高いし…」
「どんなクラブが自分に合うのかわからない…」
いえいえ、打ちっぱなしのレンタルクラブは想像以上にリーズナブル。
レンタル料金は1本200~500円程度。
これなら気軽に試せますよね。
例えば、初心者向けの9番アイアン1本だけ借りても500円以下。3本セットでも1,500円程度です。
高額なクラブを買う前の「お試し」としても、とても使い勝手が良いんです。
気になる支払い方法は練習場によって様々。
大きな練習場では、プリペイドカードを使うところが多いです。
カードにチャージしておけば、クラブのレンタル料金も打席料金も一括で支払えて便利。
最近は現金やクレジットカードでの支払いにも対応している練習場が増えてきました。
小規模な練習場なら、練習が終わってから使用分を精算するシステムを採用しているところもあります。
また、多くの練習場では左利き用のクラブもレンタルできます。
女性向けのレディースクラブも用意されているので、性別や利き手を問わず、誰でも手ぶらで練習を始められるんです。
何番のクラブがお勧め?
「とりあえずドライバーから練習!」
なんて考えていませんか?
実は、それが上達の遠回り。
9番アイアンこそ、初心者の味方なんです。
なぜなら、9番アイアンは扱いやすいクラブの代表格だから。
クラブが短めで、ボールも上がりやすい特徴があります。ボールがまっすぐ飛んでくれる確率も高いので、練習のモチベーションを保ちやすいんです。
スイングの基本が身についてきたら、7番アイアンにステップアップ。最後にドライバーに挑戦、という流れがいいでしょう。
ドライバーは飛距離が出るぶん、ミスも大きくなりがち。
基本をしっかり固めてから挑戦しましょう!
1時間に何球打つ?

「とにかく数を打ちまくれば上手くなる!」
…残念ながら、それは間違いです。
1時間で50球程度を丁寧に打つのがおすすめです。
おすすめの配分は、ショートアイアン30球、ミドルアイアン10球、ドライバー10球くらい。
「アプローチを重点的に」と言う人も多いですが、私はちょっと懐疑的。
練習場のボールやマットでアプローチを磨いても、コースではあまり役に立たないことが多いです。
「スイング作りのためのウェッジ練習」なら大賛成ですが、距離感やスピンの掛かり方を磨く目的なら、生芝でコースボールが使える「アプローチ練習場」での練習したほうが早いです。
そして、素振りも忘れずに。
新しいフォームを試すときは、まずは素振りでイメージを作ります。
素振りは、球を打つ前の準備運動としても大切です。
「打って反省、素振りで確認」というサイクルを作ると、効率よく上達できますよ!
まとめ:手ぶらでゴルフの打ちっぱなし
それでは最後に、この記事の内容をまとめます。