まいど!
おやじのゴルフマガジン編集長の「たいしょー」です。
80台でのラウンド。
アマチュアゴルファーにとって、ある意味ひとつの目標と言っていいかもしれません。
特に、時間とお小遣いの調整がむずかしいサラリーマンゴルファーならなおさらです。
そこで、普通のサラリーマンゴルファーが80台を出すのに必要な期間はどのくらいなのか?
そして、それには何が必要なのか?
今回はそのあたりについて考察してみたいと思います。
80台は3年で出せる
80台でラウンドすることは、長くかかったとしても3年あれば十分でしょう。
実際私の場合、最初に80台でラウンドしたのはゴルフを始めて1年半でした。
28歳でそこそこ若かったとはいえ、毎日遅くまで残業のある普通のサラリーマンでした。
私より早く80台を達成した人なんて山ほどいます。
なので特別自分が早いとも思わないし、私より練習時間の取れない方でも3年あれば誰でも「90の壁」は突破できると思っています。
同じ目標を達成するなら、ダラダラやるよりもサッサとクリアしてしまったほうがいいんです。
ゴルフに対する興味が薄れないですからね。
しかし、それにはキチンとした練習計画を立て、高い目標を自分の中に設定する必要があります。
次の章では、そこの部分にフォーカスしていきましょう。
サラリーマンゴルファーが3年以内に80台を出すために必要なのも
この章では、サラリーマンゴルファーが3年以内に80台でラウンドするために必要な要素を挙げてみました。
当時の自分の経験を思い出しながら「これだけあれば」というものをピックアップしましたので参考にしてみてください!
良い指導者
ゴルフの上達において、絶対的にアドバンテージになるのは「良い指導者につくこと」です。
ゴルフをひとりでマスターしていくのは、そう易しいことではありません。
よっぽど才能とセンスがある人でないと難しいでしょう。
今は昔と違って、簡単に自分のスイングを撮影することができます。
それでも自分では、なかなか自分のスイングは直せないものなんです。
その理由は、「どうしてこのような動きになっているか理解できていから」に尽きます。
スイングエラーを起こしている箇所には、それなりの原因があるのは当然ですよね。
しかし、そのエラーの原因は直接目に見えるものとは限らないんです。
だから本当にスイングのことを理解している指導者の目が必要になるんです。
良い指導者と出会えるかいかんによって、上達スピードは半分にもなり、倍にもなるのです。
そこそこのティーショット
90を切るまでは、ティーショットがそこそこ安定していることが意外と大きな条件だったりします。
70台で回る、いわゆる「シングル」ともなれば、そうそうOBを連発することはありません。
しかし90台でラウンドする「アベレージゴルファー」までは、けっこうOBが原因でスコアを崩していることが多いんです。
飛距離は必要ありません。
スライスでも何でもいいので、200ヤード先のコースのある程度の幅に落ちるようなティーショットを身に付けましょう。
「1発もOBを打たない」なんて訳にはいきませんが、なるべく勿体ないOBの数を減らすことがスコアに直結してくるのです。
そこそこのアプローチ
次は、そこそこのアプローチです。
折角グリーン周りまで運んでも、そこから往復ビンタを繰り返しては、これまたスコアになりません。
グリーン周辺からは最悪でも乗せる。
できれば数回に一回は、1ピン以内に寄る。
このくらいのアプローチスキルを持っておくと心強いです。
大事なのは、ホールのスタート(ティーショット)と、フィニッシュ(グリーン周り)を締めること。
練習量に強弱を入れるとしたら、このあたりを意識してみてください。
情熱
よく「ゴルフの上達には、お金、時間、情熱の3つが必要」と言われます。
その中でも、私は特に情熱が大切だと思っています。
情熱さえあれば、何とかお金を工面するでしょう。
情熱さえあれば、何とかして時間を作るでしょう。
逆に情熱が無くなってしまったら…。
お金があっても、違うことに使ってしまいます。
時間があっても、おうちでダラダラ過ごしてしまいます。
仕事中と就寝中以外はゴルフの事を考えている。
そんなモードになっていたら、上達はあっという間ですね!
まとめ
今回は、サラリーマンゴルファーが80台を出すのにはどのくらいかかるのか?
そしてそれには何が必要なのか?
そのあたりについて、経験上の肌感覚でお話させていただきました。
80台のラウンドには、あれもこれもと沢山のスキルが必要になるわけではありません。
「自分は何が原因でスコアを崩しているのか?」
ここを分析して、その箇所を集中的に練習する。
この意識を持つだけで、そう遠くない未来に80台への扉はいつの間にか開いているはずです。