まいど!
おやじのゴルフマガジン編集長の「たいしょー」です。
私が思う、精神的ダメージが大きいミスの上位にくるのが「2打目OB」です。
ティーショットなら、まだ諦めのつく部分があるんです。
でも2打目でやってしまうと、その時のショックは言うに及ばずその後も数ホール引きずります(泣)
どうすれば2打目OBを回避することができるのか?
この記事では、特に初心者からアベレージゴルファーに向けて、徹底した対策を5つご提案したいと思います。
私と同じ悔しい思いに終止符を打ちたいかたは、ぜひご一読ください!
右がOBの場合
まずは我々アマチュアゴルファーにとって、一番イヤな状況である右側OBです。
アマチュアゴルファーの70%~80%はスライサーと言われています。
なのでこの記事でも、スライサー寄りの内容となっていることをご了承ください。
我々スライサーにとって、ボールを捕まえるということはとても難しいこと。
練習場でもできないのに、いきなり本番でできるはずがありません。
なので、ここでは徹底的に右に曲がることを避けるため、物理的に左にしか飛ばないようにしてしまいます。
答えはフェースを思いっきり被せること。
そう、20度くらいは左を向かせちゃってください。
それでも長さがあるフェアウェイウッドなどは使用禁止です!
7番アイアンなどのミドルアイアン以下の番手を使って、フェースをガバッと被せるのです。
このくらい徹底すれば、屈強なスライサーといえど、そうそう右に曲がることは考えられません。
ただし、当たり前ですが左もOBの時は使えません。
OBでなくても1ペナエリアがあったり、深い谷があったり、密度の濃い林があるときも同様です。
「左へ引っかけても、まあ何とかなるかな」
と思えるようなホールレイアウトであれば、この作戦はかなり有効になるでしょう。
左がOBの場合
今度は左サイドがOBの場合です。
これは先ほどとは逆に、思い切ってOBエリアに向いて構えちゃいましょう!
人間の本能は優秀です。
目の前に危険地帯があると思うと、自然にそれを避けるような動きをするものです。
そしてなんたって、我々は右へ曲がる球は得意です(笑)
水を得た魚のように、体がスライス打ちの動きへと反応してくれるでしょう。
ここでお勧めしないのは、フェアウェイ右サイドを狙ってストレートボールを打とうとすることです。
これをやると、ほぼほぼロクな結果にならなかったです、私は…。
こんなシビアな状況で、確率の低いストレートボールが出るわけありません。
予定どおり右サイドへ飛び出したボールは、これまた予定どおり右の林へ向かって曲がっていったものです(泣)
手前がOBの場合
お次は、手前がOBの場合。
ここで一番頼りになるのはショートウッドです。
7番ウッド、もしくは9番ウッドがいいでしょう。
ホームコースで、OBエリアや池を越さなければならないホールがあるならば、常時1本はバッグに忍ばせておきたいところ。
まず、ダフリに強いです。
広いソールが滑ってくれるので、相当手前からダフってもボールが上がってくれます。
だから、ユーティリティよりもソールの広いフェアウェイウッドがおススメなのです。
そしてトップにも強いです。
ユーティリティよりもリーディングエッジが突き出たフェアウェイウッドは、薄めに当たったボールも楽々上げてくれます。
ショートウッドでも上がらないほどのトップは、他のどのクラブでも上がりませんのであしからず。
奥がOBの場合
グリーン奥にOBが待ち構えているホールでは、直接グリーンオンさせてはいけません。
トップしたり、風の影響を受けたりして、少しでも飛び過ぎてしまうと結構たやすくOBまで届いてしまうからです。
「そんな当たり前のこと分かってるよ」
と思うなかれ。
上級者になるほど、この辺りの基本はしっかりコースでも実行できるもの。
しかし初心者~アベレージまでは、意外と強気な攻め方をしてしまう人が多いんです。
「ナイスショットでグリーンエッジ、飛んでしまってもグリーンセンター」
この攻め方を18ホール続けることができたら、結構いいスコアで回れるはずですよ!
良いイメージが沸いてから打つ
最後に精神的な部分のお話。
OBがどちらかに広がっている状況でのショットは、多かれ少なかれ不安を抱えながらのショットになります。
しかし、この「モヤモヤ」とした状態のまま打ってはいけません。
特に、「右のOBに吸い込まれるんじゃないか…」なんてネガティブなイメージを持ったままショットすると、まあまあの確率でその通りになってしまいます。
不思議ですね…。
なのでここは少し時間をかけてもいいので、良いイメージが沸いてから打つことを徹底してください。
これから自分が打とうとしている弾道をイメージしまくる。
その光景が脳裏から消えないうちに、サッと打ってしまう。
これがトラブルを避ける最大のコツだったりするのです。
まとめ
今回は、絶対に2打目をOBにさせたくない時の対策を5つご紹介してきました。
2打目OBは、ゴルフの中でも上位に入るほど精神的なダメージが大きいです。
そんな災いは、今回ご紹介した方法で徹底して回避してくださいね!