群馬県を代表する名門コース「富岡倶楽部」は、格調高い雰囲気と厳格なドレスコードで知られています。
ジャケット着用を原則とするレストランや、快適に整備された宿泊用コテージなど、施設のグレードの高さは多くのゴルファーから支持を集めています。
また、LPGAとJGTOの両方から認定された本格的なコースレイアウトは、戦略性と難易度の高さで定評があります。
今回は、実際の口コミやレビューを参考に、初めての来場でも安心の完全ガイドをお届けします。
服装規定から施設利用のマナーまで、知っておくべきポイントを詳しく解説していきましょう。
富岡倶楽部のドレスコード|基本情報
伝統と格式を重んじる富岡倶楽部は、施設内での振る舞いにも一定のルールを設けています。徹底的な施設管理とスタッフの教育により、上質なゴルフライフを提供し続けてきました。
ここではドレスコードを中心に、実際の利用にあたって知っておくべき情報をご案内します。
クラブハウス内でのドレスコード
伝統あるクラブハウスにふさわしい装いが求められます。
原則としてジャケットの着用が必要で、携帯も可能です。ただし7月から9月の夏季期間は、暑さを考慮してジャケット着用が免除されています。
サンダルでの来場は禁止されており、タオルを首や肩、腰に掛けることもNGです。
また入浴の際は、刺青(ファッションタトゥーを含む)がある方の利用をお断りしています。
コース内でのドレスコード
ゴルフウェアの着用が基本です。
特にTシャツやタンクトップ、ジーンズ、ジャージ姿でのプレーは認められません。女性プレーヤーは、キャミソールやホットパンツ、超ミニスカートは避けましょう。
シューズはメタルスパイク禁止で、ソフトスパイクを着用します。ゴルフシューズでグリーンを傷めないよう、引きずり歩きは厳禁です。
プレー中のマナー規則
コース内では、前の組との距離を適切に保ちながらラウンドするよう心がけます。
バンカーから出たら必ずレーキでならし、グリーン上のボールマークは各自で修復するなど、次のプレーヤーへの配慮も忘れずに。
自身のプレースタイルを主張しすぎず、他のプレーヤーと調和のとれたゴルフを楽しみましょう。
レストランについて
上質な空間で味わう料理の数々は、メニューに割増料金がないことでも高い評価を得ています。
人気の「富岡御膳」(2,640円)は、牛冷しゃぶ・刺身・野菜天ぷらなどが豪華に盛り込まれ、さらに御飯・味噌汁・お新香・デザートまでセットになった贅沢なメニュー。
他にも合鴨のロースかつ(2,420円)ややまと豚の鉄板スタミナ炒め(2,420円)、鮪と炙りサーモンの二色丼(2,420円)など、バラエティ豊かな選択肢が用意されています。
おつまみメニューも充実しており、群馬県産の冷しトマト(880円)や下仁田特産のさしみ蒟蒻(770円)など、地元の食材を活かした一品も楽しめます。
朝食は和洋のバイキングスタイルを採用し、午前7時までにはオープンするため早朝スタートでも安心です。
レストランでの服装は、7月から9月を除きジャケットの着用もしくは携帯が必須となっています。
なお、サンダルでの来場はお断りしており、タオルを首や肩、腰に下げることも禁止されています。
コテージについて
全6棟23室を備えたコテージは、ツインルームを基本とした宿泊施設です。
1泊朝食付きで7,920円からとリーズナブルな料金設定が魅力で、シングルユースの場合は2,200円の追加料金が必要です。
宿泊プランでは、パスポートプランのプレー代(1日分)とコテージ宿泊(ツイン使用)がセットになっており、料金はシーズンによって変動します。
例えば、10月1日から11月30日までの期間では、キャディ付きで22,800円から、セルフプレーで18,400円からとなっています。女性向けにアメニティグッズも充実しており、宿泊を伴うゴルフ旅行にぴったり。
夕食は和食コースを3,300円と4,400円の2種類から選択可能で、クラブハウスにて提供されます。
4,400円コースでは牛の鉄板焼きを、3,300円コースではやまと豚の鉄板焼きを中心に、前菜3種盛りや刺身、サラダなどが楽しめます。
なお、コテージ専用の連絡先(080-4339-3237)も設けられており、急な問い合わせにも対応可能です。
難易度は?
LPGAとJGTOの両方から認定を受けた本格的なチャンピオンコースで、ベントグリーンを採用した18ホールズ・パー72のレイアウト。1989年10月26日の開場以来、名門コースとしての評価を確立してきました。
全長はバックティーから6,924ヤード、レギュラーティーからは6,331ヤードと、日本のチャンピオンコースとしては標準的な距離設定です。
コースレートはバックティーで72.3、レギュラーティーで69.6と、アマチュアゴルファーにも十分に挑戦しがいのある難易度となっています。
ホールごとの特徴を見ていくと、OUT1番(パー5・536ヤード)は緩やかな下りのロングホール。
右サイドのフェアウェイバンカーを避けて左を狙うティーショットが求められ、セカンドは広いフェアウェイを活かしてグリーンを狙うか、得意な距離にレイアップするか、プレーヤーの判断が問われます。
OUT2番(パー3・192ヤード)は池越えの緊張感あるショートホール。ピンが手前にセットされている場合は池を警戒して、クラブ選択を1本増やすくらいの余裕が必要でしょう。
特に注目すべきは難易度ナンバーワンとされるIN17番(パー4・400ヤード)です。
左サイドに池が配置された戦略的なミドルホールで、セカンドショットの成功率はわずか10%。池に届かないクラブ選択でティーショットを慎重に処理し、セカンドは右サイドから攻めるのが定石となっています。
その他の特徴的なホールとしては、OUTコースではNo.6(パー3・214ヤード)が最も難しいハンディキャップに設定されており、バンカーに囲まれたグリーンへの正確なショットが要求されます。
INコースではNo.12(パー4・393ヤード)がグリーン手前の池の配置により、2番目に難しいホールとして知られています。
コース全体では65個のバンカーが戦略的に配置され、10ホールで池が絡む設計となっています。
グリーンのスピードは9月から11月の晴天時で平均8.5フィートと、決して極端な速さではありませんが、アンジュレーションの効いた2段グリーンも多く、パッティングの難易度は高めです。
練習設備も充実しており、230ヤード・15打席の練習場に加え、アプローチ練習場も完備。1.5ラウンドプランなどの際の待ち時間にも、十分な練習が可能です。
このように富岡倶楽部は、フェアウェイは比較的広めながらも、バンカーや池の絶妙な配置により戦略性の高いコース設計となっています。
上級者には十分な挑戦しがいがある一方で、アベレージゴルファーにも対応できる懐の深さを備えており、まさにチャンピオンコースの名に恥じないレイアウトと言えるでしょう。
富岡倶楽部のドレスコード|レビュー情報
名門コースならではの高い基準は、プレーヤーからどのように受け止められているのでしょうか。
施設の充実度や接客品質について、実際の利用者からは概ね高い評価を得ていますが、いくつかの改善点も指摘されています。
満足度の高いポイントと、気になる声をバランスよく紹介していきましょう。
良いレビュー
まずは良いレビューからお届けしましょう。
悪いレビュー
次は悪いレビューのご紹介です。
統括:富岡倶楽部のドレスコード厳守ガイド
それでは最後に、この記事の内容をまとめます。
メンテナンス最高のコースコンディション
フェアウェイからグリーンまで、全体的なコース整備状態が抜群です。特にグリーンは速すぎず遅すぎない絶妙な速さで、パッティングが非常に楽しめます。