オーバースイングが治らない人へ!ソッコーで良くなる4つの意識と練習器具

スイング
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まいど!
おやじのゴルフマガジン編集長の「たいしょー」です。

今あなたはこんな状況ではないでしょうか?

・知人からオーバースイングだよって言われて悩んでいる
・ビデオに撮ったトップのカッコ悪さに辟易してしまった
・毎回どこで切り返していいか分からずバラバラだ

お気持ち、ヒジョーにわかります!
私自身なが~い期間、このオーバースイングに悩まされてきたのですから…。

それでも20年もやってりゃ流石にマシになってはくるものですが、この記事にたどり着いたあなたには最速で良くなって欲しい!
だから私の経験にもとづいた、即効性のある修正ポイントを4つお伝えしたいと思います。

最後にはおススメの練習器具もご紹介しちゃいますので、ぜひ期待して読みすすめてくださいね!

オーバースイングを治すために意識するべき4つのポイント

さぁそれでは私が、実際にオーバースイングを治した4つのポイントをご紹介いたします。
優先順位をつけてのご紹介となりますので、上から順位試していただければ幸いです。

テイクバックで両ひざが暴れていないか

まずは下半身からいきましょう!
土台が揺らげば、いくら上体を治しても意味ないですからね。

私が意識したことは、バックスイング中に両ひざの位置がアドレスから大きく動いていないかということ。

右ひざが伸びる
右ひざが割れる
左ひざが右に寄る

・右ひざが伸びる
・右ひざが割れる(外側を向く)
・左ひざが右に寄る

これらはみんな、オーバースイングの呼び水となりやすいです。

この悪癖を治すには、右股関節のピボットを身に付けるのが一番。
これにより両ひざの動きは最小限になって、下半身はグッと安定してきます。

ピボットのトップ

下半身が決まってくれば、オーバースイングが治るだけでなく、飛距離アップや方向性の安定にも効果絶大。
初心者のうちからでも、ぜひ意識しておきたいポイントです!

コックを使い過ぎていないか

2つ目は、コックを使い過ぎていないか?ということ。

コックは意識して深くしてはダメ。
クラブヘッドの重みで自然に深くなるのが良いコックだと思っています。

深すぎるコック

自分の意識では、アドレスで作ったコックの角度を終始キープする感じで丁度いいのです。
無理にガチガチに固める必要はないですが、やんわりと形をホールドしてみてくださいな。
きっと入射角がシャローになって、安定したインパクトができるようになるはず!

形をキープしているコック

手首のやわらかい人はどうしてもコックが深くなりますが、それはそれでOK!
あくまでコックは受動的に作られるものという意識が大切です。

テイクバックで両腕が身体の前にあるか

手だけでヒョイッとクラブを上げる人は要注意。
オーバースイングの危険性が大ですぞ!

ほら、昔から良く言うでしょ?
「常に腕とクラブは身体の前にあるように」って。

私はこの意味がサッパリわかりませんでした。。。
だって、トップではクラブは右肩の上までくるし、フィニッシュなんて背中まで回っちゃっているから。

でも、ある時気づいたんです。
自分のイメージと他人から見える実際の動きは違ってイイんだって。

簡単に説明すると、自分の意識の中では常に胸の前に腕とクラブがあるんです。
でも実際には慣性(惰性)が働いて、ちょっとクラブが上にズレたのが他人から見えるトップの位置。

イメージのトップの位置
実際のトップの位置

そしてインパクトからフォロースルーも一緒で、自分の意識の中では胸の面と腕とクラブの位置は一致しているんです。
でもダウンスイングはバックスイングよりもさらに慣性が大きく働くから、もっとズレが大きくなって、フィニッシュではクラブが背中まで回っちゃう。

 

じゃあどうすれば良いかって言うと、バックスイングで胸の面が90度回る人ならトップの位置も90度が正解。
時計でいう9時の位置ですね。

それでも普段オーバースイングをしている人なら、実際には上の写真のように11時くらいまでクラブは上がります。
これなら全然オーバースイングじゃないでしょ?

急に窮屈なトップになったから、最初は切り返しのタイミングが取れなくて困ると思います。
今まで余計な反動をつけて切り返してきたと思うから。

でもあきらめずに、このトップポジションから切り返せるように練習してください!
この位置に違和感なく切り返せるようになったら、きっとあなたのスイングは良い意味でコンパクトになっているはずですよ!

そのトップからダウンでクラブを前方にひっくり返せるか

オーバースイングの人の切り返しのイメージは、クラブをボール方向へ引っぱってくる感じじゃないでしょうか?
クラブヘッドをボールへぶつけるように。

一般的なインパクトのイメージ

プレーンから大きく外れたオーバースイングのトップだと、こうしないと打てないと思うんです。

それに対して、私の理想のインパクトイメージはこう。

たいしょーのインパクトのイメージ

ボールよりはるか手前にヘッドを落とす感じです。

スイング理論は多々あって、これには賛否両論あると思います。
が、ここでは仮にこれが正しいとしましょう。

オーバースイングのトップポジションから、このインパクトイメージの位置へヘッドを落とすのはちょっと難しい…。
であるならば、このインパクトイメージを再現しやすいのが、私にとっては良いトップの条件ということになるのです。

その条件とは時計でいう9時の位置。
この位置なら、シンプルにクラブを前倒しするだけで済むでしょ?

でも実際には勢いがつくから、トップは11時の位置あたりまで来るから丁度良くなるっていう寸法なのです。

コンパクトなトップを作るおススメ練習器具

最後にコンパクトなトップを作るための、たいしょーおすすめの練習器具をご紹介して終わりにしましょう。

広田ゴルフから販売されているスイングドクターという、シャフトが超やわらかいクラブです。

実際に私もドライバーと7Iの2本を購入して使っていますが、メチャクチャ良い勉強させてもらっています。

「ヘッドの戻りを待つ」というタイミングも身に付くことはもちろんですが、ここでプッシュしたいのはコンパクトトップ養成器具としての秀逸さ。

先ほども話に出ましたけど、オーバースイングの人が急にトップをコンパクトにすると、切り返しの合図が分からなくなるんです(経験談)

そこで活躍してくれるのが、このぐにゃぐにゃシャフト。
バックスイングで大きな反動をつけなくても、シャフトが大きくしなってくれます。
そのおかげでヘッドが戻ってくるタイミングがつかみやすいのです。

すると自分の中ではハーフスイングくらいしか上げていないトップからでも、無駄な反動をつけずに切り返すタイミングがわかりやすいのです!

それ以外にも、このクラブから学ぶことはたっくさんあります。
ここだけの話ですが、ヘタなレッスンプロに習うより、このクラブで打ち続けるほうが上達するかもしれませんよ?(笑)

まとめ

今回はオーバースイングの治し方について、私なりの考察をお話させていただきました。

しかしどんなトップでも、イイ球が打ててりゃ全然問題ないのよね。
だってそれが本人にとって、一番タイミングが取りやすくて、一番良いスイングができるんだから。

それを無理に治す必要はないと思います。

が、ここまで読んでいただいたということは、何かしらの理由で修正したいと思っているはず。
そんなあなたには、ぜひ今回の記事を参考にしていただいて、誰もが羨むような理想のトップを身に付けちゃってくださいね!