簡単なアウトサイドインの直し方!オヤジに最適な3つの矯正ドリル

スイング
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まいど!
おやじのゴルフマガジン編集長の「たいしょー」です。

アウトサイドインの克服…。
我々アマチュアゴルファーの永遠のテーマですよね(笑)

特に私たちのようなオヤジゴルファーにとっては、ヒジョーにやっかいなんです。
それは年々失われていく体の柔軟性が原因。

何で身体が硬いとダメかって?
それは上半身と下半身の捻転差があるほど、クラブをインサイドから下ろしやすいからなんです。

すでに「エレンの進撃の巨人」ばりに硬質化の始まっている、我々オヤジゴルファーにはチト厳しい…。
だからって、このまま指をくわえていたって始まりません!

この記事では、カチンコチンのオヤジゴルファーでもインサイドからクラブを下ろせるようになるドリルを3つご紹介いたします。
ぜひこの記事を参考にして、いまわしき永遠のテーマにサヨナラを告げてくださいね!

右足つま先前ドリル

例によって、最も簡単にできる方法からご紹介していきましょう。
それは、ボールを右足つま先前に置いてショットするというドリルです。

更には、クラブを1本アウトサイドに斜めに置いておきましょう。
スイング中にこれが目に入るだけで、自然とインサイドからの軌道をイメージできるのです。

 

このドリルにより、

・ターゲットラインのやや右方向に真っ直ぐ飛ぶ
・右方向に飛び出してそこからフックする

これらの球筋になればOKです。

 

残念ながら、最初はシャンクが連発すると思います^^
周囲の打席には十分注意して取り組んで下さいね。

 

このドリルを成功させるコツは2つです。

・斜めに置いたシャフトのラインに胸のラインが来たらインパクトする
・グリップエンドが右太ももに当たるくらい手元を引き付けてスイングする

右足つま先前のボールで打てるようになったら、ボール位置を中央へ戻してください。
ここでも先ほどの2つのコツを意識しながらショットします。

これで以前よりだいぶ球が捕まって、当たりも分厚くなってきたのではないでしょうか?

腕しばりドリル

写真のような、両腕を縛る練習器具を使ってスイングします。

M134

または、小さなゴムボールを挟んでも良いでしょう。

N134

 

これでボールを打つことにより、下記のような効果が得られます。

・右腕が外から入らなくなりスイングプレーンにクラブが乗りやすくなる
・正しいアームローテーションが身につく

この両方とも、アウトサイドインの矯正には大事な要素です。

特に、アウトサイドインになってしまう人は「正しいアームローテーション」が出来ていないことが多いです。
地味ぃ~な練習でちょっと面倒ですが、やってみると昔から推奨されている理由が分かってきます(苦笑)

 

このドリルを成功させるコツは3つです。

・時計でいう9時~3時までのハーフスイングで練習する
・腕の振りと同時に体のターンも忘れない
・アドレス時の前傾角度を終始キープする

これで気持ちの良いインパクトができるようになったら、かなりスイングのキモが改善されていることでしょう!

ステップショットドリル

最後にご紹介するのはステップショットドリルです。
ラスキャラだけあって、最も難易度が高いです。

まず、両足を閉じてアドレスします。
バックスイングで90度右を向いたら、左足を目標方向に踏み出しながら体をターンしてショットします。

K134

L134

このドリルにより、

・上体のクローズを保ちながらインパクトをむかえる
・ダウンからインパクトにかけて手元が体の近くを通る

これらのスイングに重要な要素が身につくのです。

これもちょっとシャンクが出やすいドリルなので、実践するときには周囲に十分注意してくださいね!

 

このドリルを成功させるコツは3つです。

・背中を目標に向けながら左足をステップするくらいにクローズをキープする
・ダウンで手元はボールに向かわずに自分の体にぶつけてくるように下ろす
・アドレス時の前傾角度を終始キープする

この3つはどれも大事なポイントで難しい要素なのですが、特に「前傾角度をキープする」というのが難儀です(汗)

左足を目標にステップしながら体をターンさせるときに、段々と上体の角度がめくれ上がりやすくなるんです。
それにより、やや反り返ったフィニッシュになりやすい。

キチンとI字型のフィニッシュで立つことができて、ダフリやトップをしないで分厚いインパクトができれば、このドリルをバッチリ習得したと言っていいでしょう!

まとめ

今回は、「オヤジゴルファーにもできるアウトサイドインの直し方」というテーマで、矯正ドリルを3種類ご紹介させていただきました。

最後の「ステップドリル」はちょっと難易度高めなので、こちらは無理して取り組まなくてもOKです。
他の2つを実践していただきマスターすることができれば、十分にインサイドからクラブを下ろして来れるようになるはずです。

他にもアウトサイドインの矯正方法はゴマンとありますが、今回は体が硬くなってきた中年~年配の方でも即効性の高いドリルに厳選させていただきました。

この記事が、アウトサイドインに悩むあなたのお役に立てれば幸いです!