オヤジゴルファーにはオープンスタンスが振りやすいと感じる3つの理由

アドレス-グリップ
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まいど!
おやじのゴルフマガジン編集長の「たいしょー」です。

何だか最近、スイングが窮屈と感じることが多くなってきていませんか?
ほんの10年前くらいなら難なく最後まで振り抜けたのに、どうしてもギクシャクしたスイングになってしまう…。

それならオープンスタンスにチャレンジしてみてはいかがでしょう?
私も含めた「オヤジゴルファー」は、オープンスタンスで打っている人が意外と多いんです。

そこで今回は、オヤジゴルファーにはオープンスタンスが振りやすいと感じる理由を3つお伝えさせていただきます。
ご興味のある方は、ぜひご一読くださいませ!

視界が確保しやすい

オヤジになると首が回らなくなります。
私の場合、別の意味でも首が回らないのですが、ゴルフも例外ではありません。

アドレスのセットアップを決めるときに、どうしても何回かは目標方向に目を向けますよね?
その時に、首の可動域が狭いと不都合が生じるんです。

セットアップを決めるときは、首から上だけを動かして目標を見なくてはいけません。
上体を起こして目標を見てしまうと、折角決めたアドレスのポスチャーが崩れてしまうからなんですね。

この点、オープンスタンスは首を少し動かせば視野を確保できます。
とても体に優しい構え方とも言えますね。

 

視野が確保しやすいメリットとして、ヘッドアップの防止になるという側面もあるのです。

一見、クローズドスタンスのほうがしっかりと壁をキープできて、ヘッドアップしにくそうに思います。
しかしクローズドスタンスは出玉方向が見にくいことから、潜在意識化で不安になって、逆にヘッドアップを早めてしまう可能性もあるんです。

そこでオープンスタンス。
こちらは、いかにもヘッドアップしやすそうですよね?(笑)

でも左目の白目部分で、ぼやーっと何となく出玉方向が見えています。
だから必要以上に不安になることがなくなり、インパクト時に安心して顔を残すことができるという考え方もあるのです。

まぁ人によってまちまちですが、物は考えようということですね。

インにもアウトにも振っていける

オープンスタンスでは、右にも左にも振っていくことができます。
インサイドにも、アウトサイドにも自由自在ですね。

しかしクローズドスタンスでは、こうはいきません。
クローズドスタンスでアウトに振ったりしたら、そのまま隣のホールへまっしぐらです。

この「腕の通り道に自由度がある」というのは、メリットかどうかは微妙なところ。
軌道が不安定になり、スイングの再現性が低くなる可能性があるからですね。

 

ただ、私の年代以上のオヤジ様方は、腕振りをとても上手に使う人が多いんです。
昭和のスイングと言ってしまえばそれまでですが、良い意味で手打ちを高度にマスターしているのです。

そんな職人肌のスインガーは、少しスイングに自由度があったほうがボールを操りやすいんです。

 

今の若い世代のゴルファーは道具の進化もあってか、どの番手を持っても同じスイングをして、同じ弾道で飛ばす人が多くなっています。

その感覚に馴染めない個性の強いオジサマたちには、やっぱりいろんな打ち方ができるスタンスのほうがシックリくるのではないでしょうか?

フィニッシュがとりやすい

オヤジゴルファーは、首も回りませんが腰も回りません。
だから最初から少し腰が開いているオープンスタンスは、フィニッシュがとても取りやすいんです。

「なんか体が柔らかくなった」と勘違いさせてくれるんですね。
最初から開いていただけなのに。

 

理由はどうあれ、フィニッシュが毎回気持ちよく取れるようになると、ゴルフの調子がどんどん良くなってきます。
そして無理のないフィニッシュの姿勢は、ゴルフ寿命を延ばしてくれます。

年齢を重ねても「気持ちの良いスイングがしたい」とお考えなら、オープンスタンスを取り入れることも視野に入れてはいかがでしょうか?

まとめ

今回は、オヤジゴルファーにはオープンスタンスが振りやすいと感じる理由を3つご紹介しました。

体の自由度が高い若い世代なら、どんなスイングでも体現できてしまうでしょう。
しかしベテランになるほど、自分のフィジカルと相談しながらのスイング作りは不可欠になってきます。

そこで今回のオープンスタンス。
短い目で見ても、長い目で見ても、私と同世代以上のベテランゴルファーには様々なメリットがあるかもしれませんよ?