まいど!
おやじのゴルフマガジン編集長の「たいしょー」です。
あなたは今、バックスイングでお悩みではないですか?
巷ではいろいろな理論が交わされていて、どれが自分に合っているのか分からなくなる。。。
お気持ちとても良く分かります!
なんたって私自身が、いまだに試行錯誤を繰り返している状態なので…(汗)
でも何となくではありますが、20年以上ゴルフを続けてきて「これなら50代以降のオヤジゴルフライフでもできそうだな」というコツみたいなものが見えてきました。
今回は、バックスイングに関連する一連のポイントをまとめてみました。
もちろんこれが正解ということではありませんが、ひとつの意見として参考になれば幸いです!
バックスイングで一番大切なのはリズム
なんだかんだ言っても、やっぱり一番大切なのはリズムだったりします。
リズムが毎回違ってくると、トップの深さはもちろん、身体の力の入れどころも微妙に変わってきちゃうんです。
だから番手を問わず、リズムはなるべく一緒にしたいんですよね。
ここは個人差の強く出るところではありますが、私の場合は二拍子を取り入れています。
それは歩行のリズムと一緒だから。
だから拍子は足踏みの感覚で入れています。
「イチッ」で、右足を踏み込むようにして右に体を回転する。
「ニッ」で、左足を踏み込むようにして左に体を回転する。
こんな感じです。
なのでトップの位置で「拍」を作りません。
脚でつくったリズムに引っ張られるように、トップでもクラブは止まることなく動き続けているイメージと言ったらいいでしょうか。
下の記事で「チャーシューメンを実際に使うなら?」というテーマでリズムのことについて触れています。
宜しければこちらも併せてご一読くださいませ。
バックスイングは速くても遅くてもダメ
「テイクバックはゆっくり上げろ」
このようなアドバイスを、あちらこちらで耳にします。
果たして本当に「ゆっくり」上げるのが正解なのでしょうか?
そもそも「ゆっくり」とはどのくらいのスピードなのでしょうか?
言葉が抽象的すぎて、イマイチ理解できないですよね。
私が解釈している「ゆっくり」とは、ゴルフクラブに最大限の仕事をさせることができるスピードということになります。
もうちょっと噛み砕いて言うと、ゴルフクラブに最大限の慣性を与えて、シャフトを適正にしならせるために、なるべく速いスピードでバックスイングをしなくてはならない。
その反面、スイングやリズムを壊すほどに打ち急いではならない。
私の中ではこんな感じが理想とするスピードなんです。
これに関しての詳細は、下の記事でまとめさせていただいています。
宜しければ、こちらもご参考にしてください。
バックスイングで力を入れる箇所
さて、バックスイング中はどこに力を入れればいいのでしょうか?
私の考えでは右脚になります。
それもアドレスより沈み込むようにして低い姿勢をキープします。
これは右脚がテイクバックからインパクトまで踏んばり続けてくれることで、インパクトで右脚のパワーをボールに乗せることができるからなんです。
あくまで感覚のお話なので実際にはどうか分かりません。
でも、右サイドが伸び上がったテイクバックだったり、右足で蹴ろうとして早々に足の裏がめくれてしまうインパクトをすると、いまいちボールが暴れてしまったり、打球が軽くなってしまうんです。
まあ、私の右脚の使い方が下手なのは置いておいて^^
この「沈み込む」という感覚を記事にしたのがコチラになります。
宜しければ参考にしてみてくださいね。
バックスイングでのヒザの動き
バックスイングにおけるヒザの動きはどうでしょうか?
ヒザは地味な箇所ながら、ルーズにしてしまうと色々と悪影響を及ぼしてしまうものなんです。
そして左ヒザには左ヒザに、右ヒザには右ヒザに、それぞれ役割があると思っています。
ただ、このヒザへの意識。
あまり神経質になるとスイングがぎこちなくなるというか、他の大事な箇所への意識がおろそかになるというか、やりすぎも良くないのかなと。。。
両ヒザそれぞれの動きに関して、下の記事でまとめさせていただいております。
ちょっと小難しい内容かもしれませんが、ご興味のあるかたはご一読くださいませ。
バックスイングでのヒジの動き
バックスイングでのヒジの使い方も、様々な解説が飛び交っていますよね。
目指すスイングタイプが違ってくれば、それだけ色々な「正解」が生まれてくるのは当然だと思います。
では、ヒジは好き勝手に動かして良いものなのか?
その問いに対しては「NO」になります。
下の記事では、バックスイングでの特に右ヒジにおける悪い動きに言及させていただいております。
「良い動き」というのは、現在取り入れているスイングタイプによって変化します。
しかし「悪い動き」というのは、どんなスイングであろうとある程度共通だったりします。
なので下の記事をご一読いただく際には、「悪い動き」の部分に注目してみてください。
バックスイングでの手首の動き
お次は、バックスイング時の手首の動きについてです。
これこそ千差万別、指導者の数だけ正解があると言っても過言ではありません(笑)
手首というのは、クラブと体をジョイントする箇所に最も近い可動部分です。
ゆえに、ここの動き方ひとつがショットの結果を大きく左右させる。
大事なのは当然ですよね。
参考までに現在の私の結論を申し上げると、手首はなるべく固定する意識を持つということになります。
それはジョイント箇所は能動的に使わないほうが良いという持論があるからなのです(エラそーでスミマセン)
例えばドアを固定する蝶番。
これは蝶番がドアの開き具合をコントロールしているのではありません。
ドアをどのくらい開くかは、人が掴んだドアノブを動かす角度によって決まります。
蝶番はその動きを受けて、その角度になるように伝達しているだけ。
ちょっと分かりずらい例えでしたね…。
詳しくは下の記事で紹介させていますので、宜しければご一読お願いします!
バックスイングの捻転で気をつけること
最後に捻転のお話になります。
バックスイングでのコイルアップは、いったいどこまで上げればいいのでしょう?
これまでの項目全てに言えることですが、これもスイングタイプによって全然考え方が変わってきます。
さらに年齢や性別などによる、個人的な身体的柔軟性によってもマチマチです。
がしかし、それでも共通して言えるのは「やりすぎは禁物」ということ。
限度を超えたバックスイングの捻転は、さまざまなエラーを引き起こす可能性が高いのです。
下の記事ではテイクバックの捻転をやりすぎるデメリットを、私の気付く範囲で8つご紹介しています。
宜しければこちらもお目通しくださいませ!
まとめ
今回はバックスイングの上げ方の注意点を、様々なパーツにフォーカスしながら私なりに検証させていただきました。
ちなみに、参考記事も含めて今回ご紹介させていただいた内容は、我々オヤジゴルファーでも再現可能なものばかりになっています。
ただ悲しいかな、これらは全て正解というわけではなく、一つの目安に過ぎないのです。
だって、トッププロでさえ考え方がそれぞれ違うんですから。
ゴルフスイングは、星の数ほどある「正解」の中から自分に合ったものをチョイスしなければならない。
そしてその理論を信じ込み、一定数の時間をかけて練習し、習得しなければならない。
だからこんなにも難しく、奥深いものなんですよね…。
それでも今回の記事が、あなたのスイング向上に僅かでもヒントとなってくれれば嬉しいです!