ゴルフのアッパースイングの直し方!オヤジにお勧めの3つのドリル

スイング
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まいど!
おやじのゴルフマガジン編集長の「たいしょー」です。

あなたがこの記事にたどり着いたということは、今まさにアッパースイングに悩んでおられるのですね??

アッパースイング、あおり打ち、かっち上げスイング、などなど…。
言われ放題のこのスイングですが、いわゆるボールを上げようとして下から上に振り抜いてしまうスイングのこと。

まぁー、ロクな結果にならないのはご存知のとおりです^^

ドライバー、フェアウェイウッド/ユーティリティ、アイアン、この3種類のクラブ別に「我々オヤジにも簡単にできる」という縛りでご紹介したいと思います。
それでは早速いってみましょう!

ドライバーのアッパースイングを直す方法

まずはドライバーから。
ドライバーで手っ取り早くアッパースイングを直すには、ヒザ立ち打ちドリルが有効です。

K136

L136

ヒザ立ちになって、高めのティーアップをしたボールをドライバーで打っていきます。
なるべく90度右にバックスイングして、なるべく90度左へ向いてフィニッシュします。

体の硬い方は無理しない範囲の回転でOK。

少しでも球を上げようと思ったり、手でボールを打ちにいこうとすると、手前をダフってまともに当たりません。

このドリルで試されるのは、
・ショルダーターンの水平性
・正しいアームローテーション
この2点です。

「俺はボディーターン派だからアームローテーションは身に付ける必要はない!」
と思われる方もおられるでしょう。

しかしボディーターンスイングでも、最低限のアームローテーションは必要になります。
最低限とは、このドリルでまともに打球できる程度ということです。

このドリルをマスターしたあとで、その後存分にボディーターンの練習をしても遅くはありませんよ!

 

さて、アッパースイングの矯正が目的の方は、このドリルと普通に立ってのショットを交互に繰り返します。

ヒザ立ちドリルを3球打ったら、普通のショットを1球打つ。
これを繰り返すことで、
・ダウンスイングで右肩が下がらなくなる
・インパクトゾーンで左ヒジがしっかり下を向くのでヘッドがプレーンに乗る
このような矯正効果が得られるのですね。

このドリル、フェアウェイウッドやアイアンでもできなくないですが、難易度が爆上がりします^^
慣れないうちはドライバー限定ドリルとしておいたほうが良いでしょう。

このドリルを行う際は、何かしらの事故や損失が起きた場合でもこのブログでは一切の責任を持てません。
よって以下のことに注意して自己責任で行ってください。

・周囲の安全を十分に確認する
・練習場から注意を受けた場合は即座に中止する
・ミスショットによりヘッドやシャフトを損傷することがあるので不安がある場合はやらない
・ティーアップは高めに設定する
・マン振りせずに6割~7割程度の力感でスイングする

FW/UTのアッパースイングを直す方法

次にご紹介するのは、フェアウェイウッドやユーティリティといったシャフトが長くソール幅が広いクラブと相性が良いドリルです。

M136

まずはボールをフォロー側のプレーン上に置きます。
つまり左足つま先よりも左で、少し内側といったところ。

この位置に置いた球を、斜め左にストレートボールを打つのです。

N136

このドリルの目的は、適度なフェースローテーションを入れながらフォローを左下に振り抜くことです。

かっち上げたら、まずボールに当たりません。
フェースが被ったら、左に飛んでそこからフックしてしまいます。
フェースが開いたら、左に飛んでそこからスライスしてしまいます。

ボールはプレーンの軌道上にあるのですから、このボールをやや左に真っ直ぐ飛ばすことができれば、正しいスイングをしているという証拠になるのですね。

 

あまり短いクラブでやると、左への引っ掛かりが強くなったり、ボールがフックしやすくなったりします。
そしてソールの滑りやすいクラブを使うことで、点でなくゾーンでプレーン上のインパクトをイメージしやすくなります。

このことから、最初はフェアウェイウッドなどで取り組むと早い習得が期待できるでしょう。

アイアンのアッパースイングを直す方法

最後は、アイアンのような比較的シャフトが短いクラブと相性が良いドリルです。

これは単純です。
打った後に歩き出すのです。

O136

前方に歩き出す十分なスペースがなければ、右足を一歩前に出すだけでもOKです。

小難しいことは言いません。
とにかくスムーズに右足が前へ出るように、繰り返し練習してコツをつかんでください。

あまり長いクラブでやってしまうと、クラブに振り回されてしまう感覚が強くなり難しくなります。
最初のころは、8番アイアンまでの短いクラブで実践することをお勧めいたします。

これが出来るようになれば、今まで苦手だった左足下がりのショットが得意になること間違いなしです!

まとめ

今回は「かっち上げスイング」を修正するドリルを、クラブ別に3種類ご紹介してきました。

一応相性を考慮してご紹介しましたが、歩き出しドリルをフェアウェイウッドでやるなど、違うクラブと組み合わせてもOKです。

当たり前ですが、上級者で極端に「かっち上げている」人はいません。
アッパーに見える軌道でも、押さえるところはキチンと押さえているのです。

今回ご紹介した3つのドリルは、あなたのスイングを大きくレベルアップさせてくれるでしょう。
ぜひお時間を見つけて取り組んでいただければ幸いです!