ゴルフでありがちな5つの沼とは?

コラム
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まいど!
おやじのゴルフマガジン編集長の「たいしょー」です。

結婚生活には大事にしなければならない3つの袋があります。
そしてゴルフには、なぜかハマってしまいやすい5つの沼があります。

今回は、私がこれまで踏み入れてきた「ゴルフの沼」についてお話していこうと思います。
どうぞよろしくお願いいたします。

ドライバー沼

まず一つ目の沼は「ドライバー沼」です。

これはおそらく皆さんも同じでしょう。
「絶対右に行かない」と聞けば飛びつき、
「過去最大の飛距離を実現」の広告を目にすれば翌週にはバッグに収まっている。

我々アマチュアゴルファーにとっては、ドライバーというのはやっぱり特別な1本なのです。

「最も頻繁に買い替えたのはドライバー」
という人は、かなり多いのではないでしょうか?

でも、ゴルフ散財の仕方としては、これは正解だと思うんです。
ゴルフギアの中で、ボールの次に費用対効果が大きいのはドライバーだと思うのは私だけでしょうか?

フェアウェイウッドも、ユーティリティも、アイアンも、ウェッジも、パターも。
ドライバーに比べたら、その進化は緩やかです。

つまりは、「お金を出して買い替える意味があるクラブ」ということです。

ただし1本が高額なので、しょっちゅう買い替えるわけにはいかないですけどね!

パター沼

次に陥りやすいのは「パター沼」です。

「先月まで絶好調だったパターが急に入らなくなった」
「あるプロゴルファーが短い距離を絶対外さないパターと言っていた」

なんてことになって隣の芝生が青く見えた経験は、あなたも一度や二度ではないでしょう。

パターは最もメンタルに影響を与えるクラブです。
だからこれまでの相棒に信頼を持てなくなって、気移りしてもおかしくない。
いやむしろ、しないほうがおかしいんです(笑)

ここも考え方ひとつです。
パターというのは、全てのグリーンで万能というモデルは少ないです。

ロングパットのタッチは合うけど、ショートパットをペロペロ外してしまう。
またはその逆。

大きなベント芝の1グリーンは苦手なんだけど、和式の高麗2グリーンではバカスカ入る。
またはその逆。

あとは、同じクラブで同じコースでも、その日の調子によって感覚が変化したりします。
シャフトが長く感じたり、フェースが被って見えたり…。

こんな繊細なクラブなんですから、「俺はコイツと心中する!」なんて片意地はらずに、一夫多妻制という考えもアリだと思いますよ!

スイング沼

次は「スイング沼」です。

これは場合によっては、ちょっと笑えない状況に陥りがちです。
スイングに正解を見いだせずにコロコロ変えているという状況は、まさにスランプ状態といっていいでしょう。

例えば、ボディーターン重視でいくのか、それともリストターンを強めに入れていくのか。
または、アップライトのスイングプレーンを目指すのか、それともフラットの軌道で振っていくのか。

こんな大きな改造でなくても、ボール1個ずらしただけでスイングというのはガラリと変わってしまうこともあります。
なのでスイング沼に一度入ってしまうと、簡単には抜け出せなくなることも多いんです。

 

これとは別に、単にいろんなことをやりたい人も沼にはまりやすいです。
いわゆる「スイングオタク」という人ですね。
いつも流行りのスイングを追いかけて、雑誌などのチェックを欠かさないみたいな。

この場合はそれほど深刻な感じではありません。
本人が好きでやっているわけですから(笑)

でもエンジョイ派なら、これももちろんアリです!
クラブと同じように、流行りの理論をとっかえひっかえすることもゴルフの楽しみのひとつですからね。

シャフト沼

ちょっとマニアックなところで言えば「シャフト沼」なるものも存在します。

しかし近年ではクラブのカスタムは当たり前の時代になっていますので、そんなに専門的なことではないでしょう。

ただし、シャフトの選定はとても難しいんです。
クラブヘッドを決めるよりも、よっぽど難しい。

・ヘッドスピード
・スイングタイプ
・ヘッドのタイプ
・切り返しのタイミング
などなど…。

いくつもの要素が重なり合って、その人にとってベストなシャフトが決まっているんですから。

先ほどの「スイング沼」に陥っている人は、この「シャフト沼」も同時進行している可能性が高いです。
それほどスイングとシャフトの相関性は高いのですね。

こんな時は、いち早く頼れるクラブフィッターに相談に行きましょう。
なるべく無駄な散財は避けたいですからね!

YouTube沼

近年で増加しているのではないでしょうか「YouTube沼」。

昔ではありえないくらい世の中が便利になりました。
これはゴルフ界においても例外ではありません。

プロゴルファーやインストラクターが、膨大なレッスン動画を無料で提供してくれるなんて、我々アマチュアゴルファーは感謝してもしきれませんね!

とはいえ、神のようなご奉仕を活かせて上達している人はどのくらいいるでしょう?
むしろ、色々な理論を見過ぎて迷路にハマっているのでは?

そうなんです。
これぞまさに「YouTube沼」の恐ろしいところ。

「情報を拾う」というのは時間をかければできます。
がしかし「情報を捨てる」というのは、受け手に知識や経験がないと難しいのです。
文字通り「取捨選択」の能力が我々に求められるんですね。

これができないと、
何人もの有名ユーチューバーをフォローして、
何百本のアーカイブ動画を視聴して、
それを全て鵜呑みにして、
結局は何も残らない。

彼らユーチューバーは、不特定多数に役立つ情報を届けています。
それが正しい情報だとしても、あなたにとって有益な情報とは限りません。
場合によっては、進歩を阻んでしまう危険性もあるのです。

彼らに多大な感謝はすれど、利用方法を間違えると「YouTube沼」の無限ループに陥る可能性が大なのです。

まとめ

今回は、ゴルフでありがちな5つの沼についてお話させていただきました。

でも「沼」って言葉は、決して悪い意味ではないですよね?
「それに深くハマるほど好きになっている」ということですから。

これからも好きなゴルフにドップリ浸かっていただき、充実したゴルフライフを送ってくださいまし!