まいど!
おやじのゴルフマガジン編集長の「たいしょー」です。
「俺も湯水のように金が使えれば、あっという間にシングルになってやるのに!」
聞こえてきましたよ、あなたの心の声が(笑)
でもホント、何ででしょうね?
ゴルフにこんなにお金がかかるのは。
今回も、こんなアホみたいなことを真剣に考えるシリーズになります。
この、あまりにも不公平なスポーツにイラ立ちを感じているかたは、ぜひ私の考えを聞いてやってください(笑)
ゴルフ場が高いから
やっぱりコレですよね。
プレーフィーが高い!
場所にもよりますが、平日なら1万円弱、土日祝ともなると2万円前後はかかります。
大人が1日1万円で遊べるなら安いという考え方もありますが、現実的にサラリーマンのお小遣いでは、月に何回も行けるものではありません。
とはいえ、ゴルフ場の建設、そしてコンディションの維持には莫大な経費がかかります。
それを考えたら、このくらいの使用料はやむなしというところでしょう。
練習代が高いから
人によっては、練習代も高く感じるでしょう。
郊外の打ちっ放しスタイルの練習場であれば、1球10円前後が相場でしょうか。
それですと、100球打って1000円。
さらに入場料などが掛かったとしても、1回で1500円程度といったところ。
1回で見るとそうでもないですが、練習熱心な方にとってはどうでしょう。
1週間に3回練習場に通うとなると、1週間で4500円~5000円程度かかります。
1ヵ月で換算すれば2万円近くかかる計算ですから、やはりこれも安いとは言えませんね。
しかしこれも、練習場の維持管理費を考えたら仕方がありません。
ゴルフの上達は、練習場内に飛ばした10円玉の数に比例するのかもしれませんね。
クラブが高いから
これはマジでそう思います。
普通に新作のドライバーなんかは、10万円近くの定価が付けられていますからね。
その他に、フェアウェイウッド、ユーティリティ、アイアンセット、ウェッジ各種、パター、キャディバッグなど…。
全てのクラブを新品で揃えたら、安い中古車が買えてしまいますね。
道具にこんなにお金のかかるスポーツってあります?
野球のバットやグローブは、高いもので3万円~5万円。
テニスのラケットもそんな感じ。
道具を使わないサッカーやバスケットボールなんて、ほとんどボール代とシューズ代だけです。
しかし幸いなことに、近年は昔と違って中古市場が盛んです。
中古ショップはもちろん、フリマサイトでも沢山の取り引きが行われていますよね。
ジュニアや新社会人など、あまりお金を掛けられないゴルファーには、本当にありがたい時代になりました。
もちろん私も利用していますケド…^^
車が必要だから
駅前にゴルフ場があるのを見たことがありません。
まぁ、車が無いとゴルフは話になりませんよね。
前日に宅急便でクラブを送って、当日は電車とタクシーを使ってラウンド…。
年に1回の社員コンペならいいですが、こんな面倒くさいこと頻繁にできませんよね。
練習場に限っては、近年インドアスタイルが増えてきたので問題ないかもしれません。
しかしゴルフの上達は、コースに行ってなんぼのもの。
マイカー無しでシングルになった人がいたら、それはエイジシューターくらい価値のあることなんじゃないでしょうか?
交通費が高いから
マイカーを所有していたとしても、車は水では走りません。
往復のガソリン代、高速料金、などなど…。
車は動かせば動かすほど、お金がかかるのです。
そしてゴルフ場は、ウェルシアのように家の近所にはありません。
近くて1時間、遠ければ高速道路を使っても2時間以上はかかるでしょう。
平日であれば、プレー代と変わらないくらい交通費がかかることもあるのです。
消耗品が高いから
ゴルフはクラブだけでは出来ません。
もちろん消耗品にもお金がかかります。
ボールはスピン系の高いやつなら、ダースで5000円以上はします。
ディスタンス系やマークダウン品でも、1ダース3000前後はするでしょう。
グローブだって馬鹿になりません。
練習でも本コースでも使うので、意外と消耗が激しいのです。
合成皮革の安いやつなら1000円前後。
天然皮革や高機能グローブなら2000円~3000円もするんです。
そして見落としがちですが、グリップの劣化も忘れてはいけません。
1年も使っていれば、頻繁に使うクラブはけっこう痛みます。
私がショップの店長をやっていた20年前と比べて、グリップの値段は1.5倍以上になっていてビックリしました。
アイアンセットを全て交換したら、工賃も含めて軽く平日のプレーフィーくらいになりそうですね。
ウェアが高いから
ファッションもゴルフの楽しみのひとつです。
せっかく待ちに待ったゴルフ場でのラウンドですから、気に入ったウェアに包まれてラウンドしたいですよね!
な~んて、女性ファッション誌みたいなこと言っている場合ではありません。
上から下まで新品のブランド品で揃えたら、3万円~5万円はするでしょう。
それにプラスして、シューズは1万円~3万円。
キャップやサンバイザーで5000円ほど。
サングラスで1万円~3万円、などなど…。
ウェア類だけで10万円って、アホですかぁ???
そんなお金持ちを横目に、我々オヤジゴルファーは削れるところは削っていきましょう!
最近は、おやじの味方「ワークマン」でゴルフウェアを取扱い始めました。
今度の休日に、ぜひのぞきに行ってみてください。
上下をワークマンで決めて70台でラウンドする…。
これ以上の漢っぷりが、他にありますかぁ?!
補助道具が高いから
昔と違って、今はレーザー距離計なんかも沢山販売されています。
いいやつだと、5万も6万もしますよね。
その距離通りに打てるか打てないかは置いておいて、こだわり派のゴルファーなら一通り揃えるはずです。
これもクラブと同じで、高性能な新作がリリースされたら買い替えたくなります。
こうやって、どんどん出費がかさんでいくんですよね、ゴルフって。
レッスン代が高いから
最短でゴルフが上達したいなら、レッスンを受けたほうがいいです。
これは間違いない。
レッスンといっても、スクールのようなグループレッスンはお勧めしません。
本気で上達したいのなら、マンツーマンの個人レッスン一択です。
しかし個人レッスンは出費もかさみます。
安いところで、1時間3500円程度。
人気のインストラクターであれば、1時間5000円を超えても珍しくありません。
そしてレッスンは1回や2回受けただけでは効果は表れません。
最低半年、できれば1年~2年は続けたいところです。
有名校を目指す進学塾ばりの授業料を、長期的に払い続けることができるのか?
やはり、これは人を選ぶでしょうね。
教材が高いから
レッスンに限らず、ゴルフは何故か教材も高いです。
雑誌や書籍ならまだいいのですが、DVDセットとか、オンラインサロンなんかになると、結構な値段を取られます。
ちょっと前には、20本ほどの教則DVDセットが15万円くらいで販売されていました。
たしかに中身は素晴らしいものだったのですが、さすがに15万は手が出ませんよね。
オンラインサロンのようなサブスク方式の価格はピンキリです。
実績のある有名プロのサロンなら、月額5000円は当たり前。
でも憧れのプロから指導してもらえるなら、逆に安いかもしれません。
その辺りの感じ方は、受講生の経済力に比例するでしょう。
まとめ
今回は、「ゴルフがお金がかかる理由」を10個挙げてみました。
バブルの時代ほどではないとは言え、ゴルフは今も昔もお金持ちのスポーツです。
これは変わっていませんね(笑)
実際、私も子供の教育費がかかる12年間、一切ゴルフから遠ざかっていました。
このように、生活にカツカツな人にはちょっと手が出せないのが事実です。
しかしその中でも、何とかお金をかけないように工夫しながら上達していく強者もいるのです。
失礼を承知で言えば、そんな「お金持ちでない上級者」に出会うと、心底リスペクトしてしまうのは私だけでしょうか?