おやじ流|ゴルフスイングのインパクトの要点を総まとめ!

スイング
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まいど!
おやじのゴルフマガジン編集長の「たいしょー」です。

突然ですが、あなたはゴルフスイングにおいて最も大事な箇所はどこだと思いますか?

私はこの問いに「インパクト」と迷わず回答しちゃいます。

どんなにヘンテコなバックスイングであろうが、
どんなに危なっかしいトップオブスイングであろうが、
どんなに恥ずかしいフィニッシュの形であろうが、
インパクトが素晴らしければ出玉も素晴らしいはずなんです。

「インパクトは通過点」
なんてあっさり言われたりもしますが、この記事ではそのインパクトについてギットギトに脂っこく深掘りしていこうと思います(笑)

本記事では、現時点で私たいしょーが考えるインパクトの要点を網羅してみました。
「これが正解!」なんてことは間違っても言えませんが、皆さまの何らかの手掛かりが転がっているかもしれません。
ぜひお付き合いいただけたら嬉しいです!

インパクトでの目線

まずは、インパクト時の目線からお話していきましょう!

インパクトではどこを見るか?
これって、なかなか明確な基準を持っているアマチュアゴルファーは少ないのではないでしょうか?

実は私もその一人で、いまだにショットの度に見ているところが違っていたりします。
お恥ずかしい話…。

その時にやっている練習テーマによっては、
ボールを見てみたり、
ボールの先を見てみたり、
ボールの手前を見てみたり…。

でも逆を言えば、目線なんてどこを見ていても大丈夫ってことかも知れません。
クラブの軌道や体の角度さえキープできていれば、見ている方向なんて影響がないというか…。

実際にプロやトップアマともなると、目をつぶって打つこともできるそうです。
流石にコースではやらないでしょうが、練習場ではバシバシとナイスショットを決めるとか。

 

そんな達人たちは置いておいて、こと私はと言いますと、もちろんしっかりと目を開けて打っています^^
ただし目を開けて打っているといっても、目標物を凝視しているわけではありません。
何となくそのあたりをボヤ~っと見ている感じなんです。

で、20年ほど前にボディーターンで打っていたころは、ボールのあたりをボヤ~っと見ていました。
そして近年の手打ち系スイングに切り替えてからは、ボールの数十センチ手前あたり、右足つま先の前あたりをボヤ~っと見ています。

この辺の理由については、下記の記事で詳細にお話しています。
よろしければ是非ご一読くださいませ!

インパクトでの体重配分

さて、お次はインパクトでの体重配分です。

これはどなたも悩むのではないでしょうか?
なんか、正解がありそうでなさそうなんですよね。。。

 

例えば私の場合はこんな感じ。
ゴルフを始めた頃は、「右っ、左っと、体重をしっかり移して打ちなさい」と言われました。

すると今度は、「インパクトで左に突っ込んでいるから、右側に体重を残すつもりで打ちなさい」と変わりました。

すると今度は、「明治の大砲になってボールに体重が乗っていないので、上体を被せるように打ちなさい」ってな具合です。

 

その時のインストラクターは、私の症状に合わせて適切なアドバイスをしてくれたんだと思います。
でもアドバイスを受けている本人側からすれば、「いったい正解はどれやねん!!」というのが本音。

でも最近気づいたんです。
それは、体重配分の比率を重視してしまっているからだって。

インパクトで左右の足に掛かる体重は、あくまで結果でしかありません。
それはスイング中の動きでうつろいでいくものなんです。

そのあたりの詳細は下の記事でまとめています。
よろしければ参考にしてみてください!

インパクトでのフェースの向き

ショットの方向性は、何と言ってもインパクトの時にフェースがどこを向いているかで決まります。

インパクトでフェースが閉じていれば、ボールは目標よりも左に飛んで行きます。
そしてインパクトでフェースが開いていれば、ボールは目標より右に飛んで行くという寸法ですね。

これにスイング軌道や入射角などが加わって、打ち出される球質ってヤツが決定されます。

が、ここでは細かいことは置いておいて、
インパクトでフェースが右を向けばボールは右に飛び、
インパクトでフェースが左を向けばボールは左に飛ぶ、
このように単純に考えて問題ないでしょう。

 

で、我々アマチュアゴルファーといえば、ほとんどが右へのミスに悩みます。
スライスやプッシュアウト、おまけにシャンクまで…。
全て右へのミスですね^^

ということは、インパクトでフェースが開いてしまっているんです。

そしてその原因は、割とみんな共通だったりします。

下の記事では、私がこれまでにフェースの開きで悩んできた原因と対策を3つに絞ってまとめています。
こちらもよろしければ是非ご一読いただけると嬉しいです!

インパクトでの力の入れ方

お次は、インパクトでの力の入れ方です。

「軽く振ったほうが飛距離が出る」
こんな都市伝説を聞いたことないですか?

んなわけあるかい!!
こう、声を大にして言いたいです。

飛ばしたけりゃ一生懸命振らねばならん。
強いインパクトが作れなければ、強いボールなんて打てないハズです!

 

でも力の入れどころを間違えたら、目も当てられません。
それこそ飛ばないは、曲がるは、ダフるわ、腰イワスは。。。

それだけインパクトで力を込めるというのは難しいんだと思うんです。

我々フツーのオヤジゴルファーに、難易度の高いことはできません!
だから出来る範囲で最大限の努力をするんです。

下の記事では、50代の私でもできるインパクトを強化する方法を3つご紹介しています。
インパクトでもう一味スパイスを利かせたい方は、ぜひご一読ください!

インパクトでは前傾角度を保つ

ゴルフは「アングルスポーツ」とも言われているように、「角度」が大事です。

角度に様々ありますが、インパクトゾーンでの前傾角度をキープするということは特に大事なことのひとつです。

それは、インパクトゾーンで起こるミスの大半が、スパインアングル(前傾角度)が崩れることが原因となっているからなんです。
私の場合…。

そしてインパクトゾーンで前傾角度がおかしくなってしまう要因は、たいていが色気づいたことによるもの。

例えば、
飛ばしたい…
球を捕まえたい…
ダフリたくない…
このような「もっと、もっと」という煩悩が、私の上半身を浮かしていくのです(笑)

下の記事では、それぞれインパクトで前傾角度が崩れる原因と対策をお話しています。
あなたにマッチした情報があるかもしれませんので、ぜひご一読をお願いいたします!

インパクトでは手首のコックを保つ

インパクトゾーンでの手首のコックを保つことは、けっこう地味に大事な要素なんです。

特にスイングに影響を与えそうなのが、ダフリ防止と、前傾角度のキープの2点。

こちらは、私の場合の手首のコックがほどける典型的なパターン。

インパクトで力強く弾きたい

右手首を使ってリリース

腕+クラブの長さが伸びることでダフる

それを嫌がって上体が起きる

ざっとこんな感じです。
情けないですね…(笑)

 

さてさて、あなたはこんな負のスパイラルに陥ってはいけません!

下の記事では、手首のコックがほどけないようになるドリルを3つご紹介しています。
私と同じような症状に心当たりのあるかたは、ぜひ参考にしてみてください。

インパクトではビハインドザボールを保つ

最後に力強いインパクトを迎えるにあたって、切っては切れない大切な要素。
「ビハインドザボール」についてのお話です。

ビハインドザボールの効果をひとことで表すなら、クラブヘッドを走らせることができるということです。

例えばグリップエンドをゴルファーの頭部だとしましょう。
これがクラブヘッドと一緒の方法へ動き続けたのでは、クラブヘッドは加速しません。

ヘッドと一緒に動くグリップ

これをインパクトゾーンでグリップエンドを止める、もしくは若干反対側へ引き戻す。
このような動きを入れることで、クラブヘッドの加速をサポートすることができるんです。

ヘッドと引き合うグリップ

これを実際に、クラブヘッドと人間の頭部でやるんです。
まさに、ヘッド(クラブの)とヘッド(頭部)で綱引きをするみたいに。

 

もっと詳しいお話は下の記事でお話しています。
ビハインドザボールのメリットと、成功させるコツについて知りたい方は、ぜひご一読いただければと思います。

まとめ

今回は、私たいしょーが考える「おやじ流|インパクトの要点」を総まとめとしてお伝えさせていただきました。

でもこれは、文字通り「おやじ流」の考え方。
それは「前倒し手打ち系スイング」でのインパクトの一例だということです。

これがボディーターン系のスイングであったり、2重振り子や、引いて引いて系スイングだったりすれば、全く違う回答となるかもしれません。

もっと言えば、同じ手打ち系スイングでも私のようなオヤジアマチュアゴルファーではなく、プロゴルファーが回答すれば、より深いアドバイスが得られるでしょう。

なので、これまでお話させていただいた内容は、ほんの一例。
それでも今回の記事の中で、少しでもあなたの上達のヒントが埋もれていれば嬉しいです!